1872(明治5)年の鉄道開業時、線路を敷くため東京湾の浅瀬に築かれた「高輪築堤」(東京都港区)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス、本部パリ)は、国際的にも非常に重要な遺産だとして、調査に伴う解体をやめるよう求める「ヘリテージアラート」を出し、JR東日本の深沢祐二社長らに宛てて文書を送付した。(梅野光春) イコモスは、世界文化遺産の登録審査を行う機関。高輪築堤を「日本の近代化の出発点であり、日本と(建設指導に当たった)英国の技術を合わせた構造物が、非常に良い状態で残っている」と評価。アラートでは、遺構の重要性を広く知らせないまま解体・再開発を進めることは、国や都の文化財保護行政上、深刻な懸念材料で、あしき前例を残すとしている。
2年の中止・延期を経て、世界最大級の同人誌即売会であるコミックマーケット(以下、コミケ)が昨年末開催された。入場者に有効なワクチン接種か72時間以内のPCR検査による陰性証明を求めるワクチン・検査パッケージの導入など、新型コロナ感染症対策を徹底した上で、従来よりも規模を縮小しての開催だったが、2日間で11万人が訪れた。 前回中止の苦渋の決断、今回開催までの苦労の2年間、そして、コミケとして記念すべき100回目の開催となるC 100への意気込みについて、コミックマーケット準備会の市川孝一共同代表に話を伺った。 想定外のC98中止、下りなかった興行保険 引き返せないところまで来ていた──今回のコミケ(C99)、終わってからの率直なご感想をお聞かせ下さい。 市川 すごいやりたかったですし、終わってみてすごく気分が晴れました。やっぱりコミケットはハレの日なんだなとつくづく感じました。 ──初めて開
前回 に引き続きAMDのロードマップアップデートをお届けしよう。今回はGPUの話だ。といってもCESで公開されたのはNavi 24ベースのRadeon RX 6400/6500 XTと、モバイル向けのRadeon RX 6000S/6000Mシリーズのみである。 Radeon RX 6000S/6000Mは、一部Navi 24ベースの製品も含まれるが、Navi 22/23ベースの動作周波数違いのものがメインであり、その意味では完全に新製品と言われるのはNavi 24ベースの何製品かでしかない。このうち、デスクトップ向けとなるRadeon RX 6500 XTに関してはすでにKTU氏のレビューも掲載されており、お読みになった方も多いかと思う。 CU数を絞り込み、これにともないインフィニティー・キャッシュは16MB、メモリーも64bit幅と非常に厳しいメモリー帯域に絞った関係で、性能を発揮でき
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く