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2022年4月25日のブックマーク (5件)

  • 巨大衝突で形成された月のような衛星を持つ惑星は限られている?

    【▲ 惑星サイズの天体どうしが衝突する様子を描いた想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech/T. Pyle (SSC))】ロチェスター大学の中島美紀助教を筆頭とする研究グループは、地球の月のような、惑星に対して比較的大きなサイズの衛星が形成される条件を分析した研究成果を発表しました。 人類はこれまでに5000個以上の太陽系外惑星を発見していますが、その周りを公転する「太陽系外衛星」だと確認された天体はまだありません。研究グループは今回の成果をもとに、地球の6倍以下の質量(もしくは地球の1.6倍以下の直径)を持つ系外惑星に注目すべきだと提案しています。 ■比較的大きな岩石惑星や氷惑星では巨大衝突後に大きな衛星が形成されない可能性地球と比べて4分の1の直径を持つ月は、今から約45億年前、初期の地球に別の原始惑星が衝突したことで形成されたと考えられています。衝突した原始惑星は現在

    巨大衝突で形成された月のような衛星を持つ惑星は限られている?
  • 東京海上日動、月面探査ミッション専用の「月保険」を発表

    【▲株式会社ダイモンの月面探査車「YAOKI」(Credit: ダイモン)】東京海上日動火災保険株式会社(以下、東京海上日動)は、英国Beazley PLC(以下、Beazley)と共同で開発した「月保険(Lunar Insurance)」を2022年4月21日に発表しました。 月保険は、宇宙開発事業者に対しての月面探査専用の保険で、保険の対象は「月面探査ローバーによる月面探査ミッション」、補償の概要としては「月面探査ローバーの故障や通信トラブルで、予定のミッションが達成できない場合、月面までの輸送費用や月面探査ローバーの製造費用等を補償する」というもの。 東京海上日動は、世界初の民間企業による月面探査を目指す、株式会社ダイモン(以下、ダイモン)と2021年にパートナーシップ契約を締結し、Beazleyを含めた3社で月面探査ミッションに関する共同研究を進め、商品開発に至ったといいます。また

    東京海上日動、月面探査ミッション専用の「月保険」を発表
  • 中国、有人宇宙船「神舟13号」が無事に地球へ帰還 中国最長の宇宙滞在記録183日を達成

    現地時間4月16日、中国の有人宇宙ミッション「神舟13号」の宇宙飛行士3人が無事に地球へ帰還しました。宇宙飛行士は、中国が独自に建設を進める「中国宇宙ステーション(CSS)」の建設に携わるため、183日間軌道上に滞在していました。この滞在記録は、中国にとって最長の宇宙滞在記録となったということです。 【▲ 着陸した「神舟13号」帰還モジュールの前で手を振る王亜平飛行士(Credit: Xinhua/Cai Yang)】宇宙船は、中国標準時2022年4月16日9時56分、中国の酒泉衛星発射センターの近くにある東風着陸地点へ無事に着陸しました。翟志剛飛行士、葉光富飛行士、王亜平飛行士が搭乗しており、いずれも健康状態は良好だと伝えられています。 宇宙船は、中国宇宙ステーションのコアモジュール「天和」にドッキングされていました。そして現地時間4月16日0時44分に、神舟13号宇宙船が分離しました。

    中国、有人宇宙船「神舟13号」が無事に地球へ帰還 中国最長の宇宙滞在記録183日を達成
  • 東電が4月25日から海底の掘削準備に着手 福島第一原発の処理水放出で:東京新聞 TOKYO Web

    東京電力は22日、福島第一原発の汚染水を浄化処理後に海へ放出する計画を巡り、25日から沖合1キロの海底に設ける放出口の掘削に向けた作業を始めると発表した。原発が立地する福島県と大熊、双葉の両町の了解が必要ない範囲の工事を先行させ、来年春の放出開始を目指して準備を格化させる。 福島第一原発の処理水 1~3号機原子炉に注入した冷却水が事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)に触れ、建屋に入る地下水や雨水と混ざって発生する汚染水を多核種除去設備(ALPS)で処理した水。取り除けない放射性物質トリチウムが国の排出基準を上回る濃度で残る。政府と東京電力は、大量の海水でトリチウム濃度を排出基準の40分の1未満に薄めて海へ流す計画を進めている。 放出口は水深13メートルの海底に、高さ10メートル、幅9メートル、長さ12メートルの鉄筋コンクリート製の箱状の設備を埋め込み、海底トンネルとつなげて処理水を海中に放出

    東電が4月25日から海底の掘削準備に着手 福島第一原発の処理水放出で:東京新聞 TOKYO Web
  • 「電車止めることが職責」 “闇”伝えるJR西の語り部

    乗客106人が死亡した平成17年のJR福知山線脱線事故は、25日で発生から17年を迎える。JR西日では事故後に入社した社員が約6割となり、教訓の継承が喫緊の課題だ。 乗客106人が死亡した平成17年のJR福知山線脱線事故は、25日で発生から17年を迎える。JR西日では事故後に入社した社員が約6割となり、教訓の継承が喫緊の課題だ。懲罰的な「日勤教育」といった事故の背景要因を肌で感じてもらうため、事故前に入社した社員が「語り部」として、若手社員に当時の体験を伝えている。 「折を見て運転席からお客様のほうを振り返り、何千人もの命を預かっていることを感じてください」 今月10日、滋賀県米原市の会議室で米原列車区の係長、大塚智之さん(37)が若手の運転士や車掌にこう語り掛けた。 同列車区を管轄する京都支社では、令和元年秋から職場ごとに「語り部」を指定。約90人の運転士を指導する立場の大塚さんは昨

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