経済対策として1人当たり4万円の税負担を減らす定額減税が2024年6月にスタートする。制度の実務が明らかになるにつれて、実務関係者からは「複雑すぎる」と事務負担やミスの多発を心配する指摘が上がり始めている。減税は所得税(国税)と住民税(地方税)に分けて実施するが、年収額や扶養親族の人数によっては減税のタイミングが異なってくるケースがある。減税と給付を組み合わせる、年末調整で残った減税分を一括で
経済対策として1人当たり4万円の税負担を減らす定額減税が2024年6月にスタートする。制度の実務が明らかになるにつれて、実務関係者からは「複雑すぎる」と事務負担やミスの多発を心配する指摘が上がり始めている。減税は所得税(国税)と住民税(地方税)に分けて実施するが、年収額や扶養親族の人数によっては減税のタイミングが異なってくるケースがある。減税と給付を組み合わせる、年末調整で残った減税分を一括で
防衛省は、宇宙領域把握(Space Domain Awareness:SDA)能力の向上に向けた実証事業「多軌道観測実証衛星の製造・試験」について、キヤノン電子と3月29日に契約した。4月9日に発表した。 宇宙空間を安定的に利用するためには、SDA能力の向上が不可欠だという。特に、高度3万6000kmの静止軌道(GEO)上では、通信衛星などの重要な衛星が運用されている。 これらの衛星の安定的な利用を確保するため、地上の光学望遠鏡やレーダー、軌道上の観測衛星など、複数の観測方法を組み合わせ、不審な衛星の動きを検知する精度を高めることが重要だという。 そこで、同事業では、高度2000km以下の低軌道(LEO)や高度2000~3万6000kmの中軌道(MEO)、GEOといった各軌道を周回する衛星を観測する光学衛星をLEOに打ち上げ、軌道上で衛星の動きを検知する実証を行うとしている。 運用中の衛星
「都内で一番の急坂」との標柱が立つ坂が23区内にあります。果たしてそうなのでしょうか。 「都内で一番の急坂」 ん、よく見ると…… 「都内で一番の急坂」という標柱が立つ坂道があります。どれだけ急なのでしょうか。 拡大画像 「都内で一番の急坂」の標柱(乗りものニュース編集部撮影)。 その場所は「まぼろし坂」。山手線の五反田駅と、品川駅のあいだ、港区の住宅街にあります。 五反田側からその坂のある路地に入ると、いきなりコンクリートの路面に「〇」のくぼみが設けられた滑り止め舗装の急坂に。カーブを曲がるとその後はいったん平坦になりますが、再び滑り止め舗装が始まり、2回目のカーブに差し掛かります。 そこに立つのが、「都内で一番の急坂」と書かれた標柱です。 カーブを曲がると、確かに壁のような急坂です。道路の端は階段状に掘られていて歩行者が上がりやすくなっていますが、自転車はかなりつらいでしょう。しかしなが
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通貨のデジタル化に向けた地ならしが着々と進んでいる。中央銀行デジタル通貨(Central Bank Digital Currency、CBDC)をめぐる最近のニュースに触れていると、こうした実感が強まってくる。 国際決済銀行(Bank for International Settlements、BIS)は2024年4月3日、日本、米国、欧州など7つの中央銀行が、デジタル通貨を使って国境を越える決済システムの実験を始めると発表した。デジタル通貨を用いて、国境を越えた送金を簡単にするシステムの構築を目指すという。 フランス銀行、日本銀行、韓国銀行、メキシコ銀行、スイス国立銀行、イングランド銀行、ニューヨーク連邦準備銀行が参加する実証実験は、「プロジェクト・アゴラ」と呼ばれている。実験の運営を担うのが、BISだ。 今後、各国の民間銀行の参加を募集し、中央銀行と民間銀行が共同でデジタル通貨の実験に
物質を構成する最小単位である素粒子を研究する素粒子物理学では、粒子を加速させて対象に当てたり互いに衝突させたりする加速器による実験が重要ですが、次世代の加速器開発にはコストや期間の面で課題が存在します。そんな中、アメリカでは素粒子のひとつである「ミュー粒子」を高速で衝突させる「muon collider(ミュー粒子衝突型加速器)」の開発が検討されているとのことで、科学誌のScienceがミュー粒子衝突型加速器の開発における課題や展望についてまとめています。 A muon collider could revolutionize particle physics—if it can be built | Science | AAAS https://www.science.org/content/article/muon-collider-could-revolutionize-partic
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