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  • ISSの新しい多目的実験モジュール「ナウカ」ロシアで打ち上げ準備進む

    バイコヌール宇宙基地で打ち上げ準備が進められている多目的実験モジュール「ナウカ」(Credit: Yuzhny Space Center/ROSCOSMOS)宇宙飛行士の長期滞在開始から2020年で20周年を迎えた国際宇宙ステーション(ISS)では、同年から民間宇宙企業の有人宇宙船(スペースXの「クルードラゴン」)による格的な運用飛行が始まり、今年からは今後数年間の需要を見越してボーイング製の太陽電池パネル増設が予定されるなど、アメリカを中心とした新たな動きが活発化しつつあります。 関連:国際宇宙ステーションに太陽電池パネルを増設、打ち上げは2021年から いっぽう、ロシアでも今年2021年にISSのロシア区画に結合される予定の多目的実験モジュール「ナウカ」の打ち上げ準備が進められています。ロシア語で「科学」を意味するナウカはISSで最初に打ち上げられた構成要素である基機能モジュール「

    ISSの新しい多目的実験モジュール「ナウカ」ロシアで打ち上げ準備進む
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2021/02/02
    ISSのロボットアームは、日常の作業に使われているし、旧式のCargo Dragonをキャッチするにも使われていたので、問題があれば対処済みのはず
  • 星出彰彦飛行士搭乗のCrew-2は4月20日以降の打ち上げに 野口飛行士とISSに同時滞在の可能性

    クルードラゴン宇宙船で訓練を行うCrew2のメンバー(Credit: NASA/SpaceX)NASAとSpaceXは、クルードラゴン宇宙船運用2号機(Crew-2)の打ち上げを4月20日以降に予定していると発表しました。このミッションでは、日人宇宙飛行士の星出彰彦飛行士を含む4人が国際宇宙ステーション(ISS)へ向かい、長期滞在を行います。 クルードラゴン宇宙船は、フロリダ州にあるケネディー宇宙センター39A発射台からファルコン9ロケットによって打ち上げられ、ISSにドッキングする予定。また、現在ISSに滞在中のCrew-1のメンバーと同時に滞在する可能性があります。それにより、野口聡一飛行士と星出彰彦飛行士という2人の日人飛行士の同時滞在が実現するかもしれません。なお、現在ISSに滞在中であるCrew-1のメンバーは、4月下旬から5月上旬に地球へ帰還する予定です。 Crew-2では

    星出彰彦飛行士搭乗のCrew-2は4月20日以降の打ち上げに 野口飛行士とISSに同時滞在の可能性
  • かつてない視点、太陽の近くから撮影された6つの惑星の集合写真

    太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」が2020年6月7日に撮影した画像。ここには6つの惑星が写っている(Credit: NASA/Johns Hopkins APL/Naval Research Laboratory/Guillermo Stenborg and Brendan Gallagher)こちらはアメリカ航空宇宙局(NASA)の太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」に搭載されている広視野カメラ「WISPR(Wide-field Imager for Parker Solar Probe)」によって撮影された画像です。大小2枚の画像が合成されていますが、これは撮影方向と範囲が異なる2つのカメラを備えたWISPR独特のもので、撮影されたタイミングは左右とも同じ日時間2020年6月7日14時42分とされています。 実はこの画像には、太陽系の8つの惑星のうち水星から土星までの

    かつてない視点、太陽の近くから撮影された6つの惑星の集合写真
  • 系外惑星「WASP-62b」は雲ひとつない空であることが明らかに

    太陽系外惑星「WASP-62b」を描いた想像図。澄んだ大気を通して主星「WASP-62」の光が見えている(Credit: M. Weiss/Center for Astrophysics | Harvard & Smithsonian)ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのMunazza Alam氏らの研究グループは、南天の「かじき座」の方向およそ575光年先にある太陽系外惑星「WASP-62b」の観測を行った結果、大気に雲がないことが明らかになったとする研究成果を発表しました。 ■WASP-62bの空には雲が浮かんでいない?WASP-62bは2012年に発見が報告された系外惑星で、直径は木星の約1.3倍、質量は木星の約半分とみられています。太陽よりも一回り大きな恒星「WASP-62」の周囲を約4.4日で1周するほど小さな軌道を描いているWASP-62bの表面温度は摂氏約1200度と

    系外惑星「WASP-62b」は雲ひとつない空であることが明らかに
  • Axiom Space初の民間宇宙飛行士4人を発表 クルードラゴンでISSへ 2022年頃

    公表された民間宇宙飛行士4人(Credit: Axiom Space)米宇宙企業「Axiom Space(アクシオン・スペースまたはアクシアム・スペース)」は、2022年頃、国際宇宙ステーションに滞在する4人の民間人宇宙飛行士を発表しました。 4人は、スペースX社の「クルードラゴン」宇宙船に搭乗し、ISS(国際宇宙ステーション)へ向かいます。予定では8日間滞在し、研究や教育活動を行うということです。気になる1人当たりのお値段は、日円にして約55億円。なお、民間宇宙飛行士で編成されたチームがISSへ向かうのは、歴史上初めてとなります。 このミッションは、「Axiom Mission 1(Ax-1)」と呼ばれており、アメリカ、カナダ、イスラエル出身の投資家や慈善家など4人が参加します。コマンダーを務めるのはMichael López-Alegría氏。元NASAの宇宙飛行士で4回宇宙での滞在

    Axiom Space初の民間宇宙飛行士4人を発表 クルードラゴンでISSへ 2022年頃
  • バイデン大統領の執務室に展示された「月の石」

    大統領執務室に展示されている「月の石」(Credit: NASA)こちらの画像に写っている、ケースにおさめられた暗い色合いの石。この石は、これまで12人しか降り立った者がいない月面から持ち帰られた「月の石」のひとつです。 アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、「Lunar Sample 76015,143」と呼ばれるこの石(332グラム)は1972年12月に打ち上げられた「アポロ17号」の乗組員がタウルス=リットロウ谷にある一つの大きな岩から採取したもので、約39億年前に月の「雨の海」を形成した大規模な天体衝突に関連したサンプルとされています。 この石は今、ホワイトハウスの大統領執務室に置かれています。これはアメリカ合衆国の第46代大統領に選ばれたジョー・バイデン氏の要請によるもので、バイデン大統領の就任当日である現地時間1月20日から大統領執務室に展示されているとのことです。 現在アメ

    バイデン大統領の執務室に展示された「月の石」
  • SFさながらのスペースコロニーを準惑星「ケレス」上空に建設する計画 最大収容人数は世界人口の約1万倍!

    フィンランド気象研究所の宇宙物理学者であるPekka Janhunen氏が、火星と木星のあいだに広がる小惑星帯(アステロイドベルト)にある準惑星「ケレス」に人類を入植させる新しいアイディアを展開しました。Janhunen氏は、太陽風の荷電粒子を受けて宇宙船を推進する「エレクトリックセイル(電気帆)」の考案者としても知られます。 火星や月の表面は低重力環境であり、人の健康への長期的な影響が懸念されることから居住に適さないと考えている宇宙科学者らは、火星や月の代替案として自転することで得られる遠心力で人工的に重力を作り出すスペースコロニーの建設を提案してきました。古くは、米国・プリンストン大学教授のGerard O’Neill教授が1974年に超巨大な「シリンダー(円筒)」状のスペースコロニーのアイディアを論文誌上に発表しています。 O’Neill教授が発案したスペースコロニーの内部(Cred

    SFさながらのスペースコロニーを準惑星「ケレス」上空に建設する計画 最大収容人数は世界人口の約1万倍!
  • NASA深宇宙ネットワークの新アンテナがスペインのマドリードで完成

    ディープスペースネットワークのマドリード局に建設された新アンテナ「DSS-56」(Credit: NASA/JPL-Caltech)アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は現地時間1月22日、JPLが運用する通信網「ディープスペースネットワーク(DSN:Deep Space Network)」を構成するスペインのマドリード深宇宙通信施設(以下マドリード局)で建設中の新しいアンテナが同ネットワークに追加されたことを発表しました。 追加されたのは2017年から建設が進められてきたマドリード局の「DSS-56(Deep Space Station-56)」と呼ばれる直径34mのアンテナです。DSS-56はディープスペースネットワークで使用されている周波数帯すべてに初めて対応したアンテナで、マドリード局で運用されている他のアンテナのバックアップとして使用することも可能とされて

    NASA深宇宙ネットワークの新アンテナがスペインのマドリードで完成
  • インターステラテクノロジズとTENGA、「TENGAロケット」を宇宙へ打ち上げ 今年夏を予定

    Credit: TENGA 公式Twitter)セクシャルウェルネスブランドを展開する株式会社TENGAと民間ロケットの開発・打ち上げを行うインターステラテクノロジズ株式会社(IST)は共同で「TENGAロケットプロジェクト」を行うと発表しました。IST社が開発する観測ロケット「MOMO」に計測用のTENGATENGAの公式キャラクター「TENGAロボ」を搭載しミッションを行います。打ち上げは今年夏を予定しているということです。 プロジェクトの記者会見は、会場でのプレゼンテーションと質疑応答及びオンラインで中継が行われました。記者会見には株式会社TENGAの代表取締役・松光一氏、IST社ファウンダー・堀江貴文氏、同社代表取締役・稲川貴大氏、TENGAロボが登壇しました。松氏は「国のちがい、人種のちがいもあらゆる壁を越えて、愛と自由を届けるためにみなさんのメッセージを刻んだTENGA

    インターステラテクノロジズとTENGA、「TENGAロケット」を宇宙へ打ち上げ 今年夏を予定
  • スペースX、初のライドシェア(相乗り)サービスを実施 日本の小型衛星も搭載

    143基の小型衛星を搭載したファルコン9ロケット(Credit:SpaceX Twitter)日時間1月25日午前0時0分、スペースXのファルコン9ロケットが打ち上げられました。自社が行う初めての相乗り衛星サービス(ライドシェア)が行われ、史上最多となる144基の衛星分離に成功しました。打ち上げられた衛星の中には、九州に社を置く宇宙企業の超小型SAR衛星も搭載され、同日の朝には初めての交信に成功したということです。 今回のミッションは「Transporter-1」と呼ばれており、133基の民間及び政府の小型(超小型)衛星を搭載。加えて10基のスターリンク衛星を初めて極軌道へ投入しました。なお、民間の小型衛星はPlanetやICEYEなどのベンチャー企業が開発・製作した地球観測衛星や通信衛星などがその多くを占めています。 ファルコン9に搭載された小型人工衛星(Credit: Spacex

    スペースX、初のライドシェア(相乗り)サービスを実施 日本の小型衛星も搭載
  • 衛星カリストに着陸も? 中国が10年以内の打ち上げを目指す木星探査ミッション

    木星探査機「ガリレオ」が撮影した木星の衛星カリスト(Credit: NASA/JPL/DLR)2020年には同国初の火星探査機打ち上げと44年ぶり史上3か国目の月面サンプルリターンを成し遂げ、間もなく独自の宇宙ステーション建設を始めようとしている中国。その存在感は宇宙開発・宇宙探査の分野においても着実に増しつつあります。中国は2020年代末に木星探査ミッションの探査機打ち上げを計画しており、現在検討されているそのミッションの概要をアメリカ惑星協会の編集者Andrew Jones氏が伝えています。 Jones氏によると、中国では現在「Jupiter Callisto Orbiter」(JCO、木星カリスト周回衛星)および「Jupiter System Observer」(JSO、木星系探査機)という2つの異なるミッション(日語訳は筆者による)が検討されていて、どちらか1つが採択されるとみら

    衛星カリストに着陸も? 中国が10年以内の打ち上げを目指す木星探査ミッション
  • 新型ロケットH3の機体公開 2021年度打ち上げを目指す初号機の準備が進む

    愛知県にある工場で公開されたH3ロケットのコア機体(Credit: MHI)三菱重工業株式会社は、現在開発中の新型ロケット「H3」試験1号機を報道陣に公開しました。H3ロケットは2021年度の打ち上げを目指し、開発が進められています。公開は愛知県にある三菱重工業・飛島工場で行われました。同社の公式Twitterによると、1月24日に機体が専用のコンテナに収容され、出荷への準備が進んでいる模様です。今後、コンテナに収容された機体は種子島宇宙センターまで船を使用して輸送されます。 H3ロケットは、日の主力ロケットであるH-IIAロケットの後継機として開発中です。20年間の運用を目指し、年6回の打ち上げを可能にする予定です。また、国内の衛星打ち上げだけでなく、海外からの衛星打ち上げ受注を目指すために柔軟性、高信頼性、低価格の3つを目指して開発が進んでいます。様々な打ち上げに対応できるように多く

    新型ロケットH3の機体公開 2021年度打ち上げを目指す初号機の準備が進む
  • 火星の大空を飛行する火星ヘリコプター「インジェニュイティ」

    NASAの火星ヘリコプター、インジェニュイティの画像。(Credit: NASA/JPL-Caltech)2021年2月18日、いよいよNASAの火星探査車「Perseverance(パーサヴィアランス・パーセべランス)が火星に到着します。Perseveranceは、35億年以上前に形成され、かつては湖だったとされるジェゼロ・クレーターに着陸し古代の火星における生命の痕跡を探査します。 ところで、みなさんはこのパーサヴィアランスには火星ヘリコプターが搭載されていることをご存知ですか?その名は「Ingenuity(インジェニュイティ)。創意工夫などの意味があります。 重さは約1.8kgで、胴体の大きさはティッシュの箱(a tissue box)ほどになります。 Ingenuityの開発は6年前にNASAのジェット推進研究所で始まりました。最初、エンジニア達は理論的には可能だが、実際につくれる

    火星の大空を飛行する火星ヘリコプター「インジェニュイティ」
  • ロケットラボ、2021年最初の打ち上げに成功 OHB社の小型通信衛星を打ち上げ

    ニュージーランドにある射場から打ち上げられる同社のエレクトロンロケット(Credit: RocketLab Youtube)米ロケットラボは、2021年初の衛星打ち上げを行い、無事に成功しました。ロケットラボが開発する「エレクトロン」ロケットは、ニュージーランド・マヒア半島にある同社の打ち上げ施設から小型通信衛星1基を搭載して打ち上げられました。発射から約70分後、衛星の分離を確認したということです。今回搭載された衛星は、ヨーロッパに社をおく「OHBグループ」の小型通信衛星ですが、衛星の詳細は分かっていません。 ロケットラボは、アメリカ社を置き、ニュージーランドに射場を持つ民間の小型衛星打ち上げ会社です。今回のミッションは、18回目のエレクトロンロケットの打ち上げで、これまでに合計して97基の人工衛星を打ち上げてきました。同社のCEOであるピーター・ベック氏は「Perfect orb

    ロケットラボ、2021年最初の打ち上げに成功 OHB社の小型通信衛星を打ち上げ
  • スペースX、2021年初のスターリンク衛星60基の打ち上げ成功 累計1000基超える

    スターリンク衛星60基を搭載したファルコン9ロケット(Credit: SpaceX Twitter)米スペースX社は現地時間1月20日、2021年初となる同社の通信衛星「スターリンク」60基の打ち上げを行いました。ケネディー宇宙センター39A発射台からファルコン9ロケットによって、所定の軌道に投入されました。発射から約65分後に衛星の分離を確認したということです。今回のミッションは同社にとって17回目のスターリンクミッションとなり、合計で1000基以上のスターリンク衛星を打ち上げたことになります。天文学者のJonathan McDowell氏によると、総計1051基のスターリンク衛星が打ち上げられ、現在951基が軌道上に存在するということです。 またファルコン9ロケットの打ち上げでお馴染みとなったロケットの第一段機体の帰還も成功しました。大西洋上で待機するドローン船「Just Read t

    スペースX、2021年初のスターリンク衛星60基の打ち上げ成功 累計1000基超える
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2021/01/22
    スペースシャトルでも目標は毎週だった(もちろん完全に未達成)が、2日連続とは
  • 中国、通信衛星「天通1号03」打ち上げ成功 中国にとって2021年初のロケット打ち上げ

    西昌衛星発射センターから打ち上げられる長征3Bロケット(Credit: CASC)中国は現地時間1月20日、移動体通信衛星「天通1号03(Tiantong-1)」の打ち上げを行いました。発射は、西昌衛星発射センターから長征3Bロケットを使用して行われました。通信衛星は所定の軌道に投入され、打ち上げは成功したということです。これは中国にとって2021年初めての打ち上げとなりました。 打ち上げられた天通1号03は、中国初の移動体通信ネットワークに用いられる衛星の3機目です。中国空間技術研究院(CAST)が開発を担当し、中国衛星通信集団公司(チャイナサットコム)が運用を行います。この通信衛星はSバンドを利用し、質量は4600kg、設計寿命は15年とされています。主に中国全土や中東地域、アフリカ、太平洋地域の通信をカバーします。 なお、「天通1号01」は2016年8月5日、「天通1号02」は202

    中国、通信衛星「天通1号03」打ち上げ成功 中国にとって2021年初のロケット打ち上げ
  • 今年初のスターリンク打ち上げ、現地時間火曜日に延期

    米スペースXは衛星インターネット「スターリンク」の打ち上げを現地時間1月19日火曜日へと延期しました。 もともと、1月18日にケネディ宇宙センターからの打ち上げが予定されていた、今回のミッション。しかしスペースXは「天候上の理由」から、打ち上げを延期しています。 スターリンクは多数の衛星を低軌道に打ち上げることで、地球上のあらゆる場所に高速インターネットを提供する計画です。スペースXは現在1440基の初期コンステレーションの展開を目指しており、すでにサービスのベータテストも開始されています。そして2021年には、40回のスターリンク衛星の打ち上げを予定しているのです。 今回の打ち上げでは、恒例となったドローン船への着陸が実施される予定です。また、ロケットフェアリングの回収も行われることが期待されています。 Image Credit: スペースX Source: Space.com 文/塚

    今年初のスターリンク打ち上げ、現地時間火曜日に延期
  • NASA新型ロケット「SLS」エンジン燃焼試験実施、予定の稼働時間には届かず

    稼働する4基のRS-25エンジン(Credit: NASA)アメリカ航空宇宙局(NASA)は1月16日(現地時間、以下同様)、開発中の新型ロケット「SLS(スペースローンチシステム)」を構成するコアステージのエンジン燃焼試験「ホットファイア(hot fire)」をミシシッピ州のジョン・C・ステニス宇宙センターにおいて実施しました。予定では実際の飛行時間と同じ約8分に渡りエンジンが稼働し続けることになっていましたが、点火から1分強が経った時点で停止しています。 SLSは有人月面探査計画「アルテミス」などで用いるべく開発が進められている大型ロケットで、2011年に退役したスペースシャトルに搭載されていた「SSME」の改良版である「RS-25」エンジンを4基搭載したコアステージ、2基の固体燃料ロケットブースター、月に42トンのペイロード(搭載物)を運べる「EUS」(Exploration Upp

    NASA新型ロケット「SLS」エンジン燃焼試験実施、予定の稼働時間には届かず
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2021/01/20
    SSME開発当時のエンジニアはもうほとんどいないだろうし、知見が失われていて厳しそうだ
  • ヴァージン・オービット、ランチャーワンの打ち上げ試験、衛星の軌道投入に初成功

    空中発射母機コズミックワンから離れるランチャーワン(Credit: Virgin Orbit Twitter)ヴァージン・オービット社は現地時間1月17日(日時間1月18日早朝)、空中発射ロケット「ランチャーワン(LauncherOne)」の飛行試験である「Launch Demo2」を行い、初めて打ち上げに成功しました。今回の飛行試験では、全米の大学やNASAの超小型人工衛星(キューブサット)10基を搭載。打ち上げから約1時間後、同社は衛星の分離が確認できたとし、飛行試験に成功しました。 ランチャーワンは、2段式のロケットです。通常のロケットは、地上から打ち上げられますが、ランチャーワンは空中発射を行うことで、人工衛星を所定の軌道に投入します。ボーイング747-400を改良した空中発射母機「コズミックガール(Cosmic Girl)」に搭載されたランチャーワンは、太平洋沖で切り離され、第

    ヴァージン・オービット、ランチャーワンの打ち上げ試験、衛星の軌道投入に初成功
  • 10年以上忘れられていた系外惑星候補を確認、3連星を成す恒星のひとつを周回

    恒星「KOI-5A」(左下)の手前を横切る系外惑星「KOI-5Ab」を描いた想像図。右上と右下には3連星を成す別の恒星も描かれている(Credit: Caltech/R. Hurt (IPAC))2009年に打ち上げられたアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡「ケプラー」は、2018年の運用終了までに数多くの太陽系外惑星を発見し、天文学の発展に大きく貢献しました。ケプラーのミッションにおいて最初期に検出されたものの長らく確認されていなかった系外惑星候補について、今回新たな観測結果が発表されています。 カリフォルニア工科大学のDavid Ciardi氏は、2009年にケプラーが検出した「はくちょう座」の方向およそ1800光年先にある系外惑星「KOI-5Ab」についての研究成果をオンラインで開催されたアメリカ天文学会の総会において発表しました。 直径が土星の半分ほど(地球の約5倍)のKOI

    10年以上忘れられていた系外惑星候補を確認、3連星を成す恒星のひとつを周回
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2021/01/18
    三体だ、というのはともかく、こんなに簡単に惑星持ち三連星が見つかるということは、相当たくさんある可能性が高そうだ