バイコヌール宇宙基地で打ち上げ準備が進められている多目的実験モジュール「ナウカ」(Credit: Yuzhny Space Center/ROSCOSMOS)宇宙飛行士の長期滞在開始から2020年で20周年を迎えた国際宇宙ステーション(ISS)では、同年から民間宇宙企業の有人宇宙船(スペースXの「クルードラゴン」)による本格的な運用飛行が始まり、今年からは今後数年間の需要を見越してボーイング製の太陽電池パネル増設が予定されるなど、アメリカを中心とした新たな動きが活発化しつつあります。 関連:国際宇宙ステーションに太陽電池パネルを増設、打ち上げは2021年から いっぽう、ロシアでも今年2021年にISSのロシア区画に結合される予定の多目的実験モジュール「ナウカ」の打ち上げ準備が進められています。ロシア語で「科学」を意味するナウカはISSで最初に打ち上げられた構成要素である基本機能モジュール「
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