いつの頃からか、『ちびまる子ちゃん』の主題歌「おどるポンポコリン」の歌詞に出てくる「おなべの中からボワっと登場するインチキおじさん」が、私の頭の中では「プロテクター一式を装着して鍋の中から登場する石原慶幸」で脳内再生されるようになってしまった。 なぜ「インチキ」と呼ばれるようになったのか ファンの間ではすっかり定着している、石原を評する時の「インチキ」。カープ一筋19年目のベテラン捕手が、なぜ「インチキ」と呼ばれるようになったのか。「相手の目をごまかして不正をはたらく」という意味でインチキを捉えるならば、そもそもカープには、当たってもいないのにデッドボールと言い張る達川光男のインチキ系譜が存在する。しかし達川のインチキがある意味「確信インチキ」なのに対し、石原の場合はどうだろう。 一番印象に残っている「インチキ」は、2013年5月7日のDeNA戦でのできごとである。6回表、一塁走者に石川雄
10月26日、プロ野球ドラフト会議が行われる。「人生の分岐点」とも言える運命の1日。各球団はどんな“指名戦略”で臨んでいるのか。広島カープのスカウトが回想する2012年のドラフト。甲子園で実績を残している北條史也ではなく、無名の鈴木誠也をなぜ指名したのか。(全2回の2回目/中日ドラゴンズ編から続く) ドラフトが終わってから二松学舎大附を訪れた広島の担当スカウト尾形佳紀は、同校の市原勝人監督から聞いた言葉に一瞬、ゾッとした。 「ドラフトの当日、北海道と福岡のテレビ局が取材に来ていたそうなんですよ。TVが来るってことはそれだけ指名の可能性が高かったということじゃないですか。危なかったと思いました」 2012年のドラフト会議、大阪桐蔭・藤浪晋太郎(阪神)、亜細亜大・東浜巨(ソフトバンク)、東海大の菅野智之(巨人)、創価大・小川泰弘(ヤクルト)、三重中京大・則本昂大(楽天)ら実力者が顔を揃えたこの
広島・堂林翔太内野手(28)が両リーグトップの打率4割1分4厘と目覚ましい活躍で、三塁のレギュラーを不動のものとしつつある。高卒3年目に全試合出場で14本塁打を放ち「鯉のプリンス」と呼ばれたが、その後は成績が右肩下がり。崖っぷちに追い込まれていた男の「11年目の覚醒」は本物か。その要因に迫る。 プライドをかなぐり捨てての出発だった。堂林は今年1月、3学年後輩の鈴木誠也外野手(25)に弟子入りする形で、宮崎・串間市で合同自主トレを行った。19年2月の沖縄キャンプでも誠也に指導を請い「生きた教材。自分が良くなるためなら(鈴木誠を)引っ張ってでも(打撃を)見てもらわないと」と語っていた。 同じ右のスラッガーとして誠也からの金言は「右中間がセンターと思って打席に入っていけばいい」だった。堂林の打撃フォームは、相手投手から背番号7がはっきり見えるほど上体をひねって構える。誠也の分析によると、そこから
元広島投手の望月一氏が52歳の若さで死去 安仁屋氏は絶句「信じられない」 2枚 元広島投手の望月一(もちづき・はじめ)さんが6日午前9時18分、埼玉県川越市内の自宅で虚血性心疾患のため、52歳の若さで死去した。葬儀・告別式は9日に家族葬で行う。喪主は長男の岭(れい)さん。 望月さんは1987年に静岡高からドラフト4位で広島に入団。92年から3年間は40試合以上に登板するなど主に中継ぎで活躍。97年にダイエーに移籍し、その年に引退した。通算成績は161試合に登板、21勝19敗7セーブ。引退後は理学療法士の資格をとり、広島やロッテでトレーナーを務めた。 望月さんが広島在籍時に、1軍投手コーチや2軍監督を務めていたデイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は突然の訃報に思わず絶句。「まだ若いのに信じられない」と言葉に詰まった。「体が強くて使い減りしないタイプで、いけと言われれば、どんな場面でも投げてく
広島が阪神に完封負けを喫し、2つの引き分け挟んで対外試合12連敗となった。3月6日西武とのオープン戦を最後に勝ち星が遠ざかる。 佐々岡監督は「バッターもリリーフ陣の競争も(これから)どんどんというのもある」と前向き。5日から場所を京セラドーム大阪に移し、オリックスとの3連戦を戦う。「勝負ごとなので、負けるよりは勝った方がマシ。その中でいろいろ試すところはやっていく」と前を向いた。
広島は2日、ドーピング違反で日本野球機構(NPB)から昨年9月3日から6カ月間の出場停止処分を受けていた広島のサビエル・バティスタ外野手(28)との契約を解除することを発表した。この日が出場停止期間最終日だった。 契約は3年残していたが、鈴木球団本部長は「契約の継続は止めようと判断した。ずっと調査をしてきたけど、最終的に原因を突き止められなかったのが事実です」と説明した。球団はドミニカ共和国にトレーナーを派遣するなど調査を継続してきたが、最後まで摂取経緯や選手個人が主張した「故意でない」事実も立証できなかった。バティスタには2月27日に伝え、今後は球団施設のドミニカ共和国のカープアカデミーなども使用できない。 昨年6月のドーピング検査で禁止薬物の陽性反応を示したことが8月17日にNPBから発表され、広島は同日付で出場選手登録を抹消。NPBはバティスタに弁明機会を与えた上で、9月3日に処分を
2018年ドラフトで育成選手として入団した大盛穂(最後列一番右)。1年目から二軍で結果を出し、支配下登録を掴んだ。 今オフの広島の来季へ向けた補強の動きは早かった。例年のようにFA市場に参戦はしなかったが、10月25日にDJ・ジョンソン投手の獲得を発表すると、11月2日に新外国人野手のホセ・ピレラ外野手の獲得。12月1日にはテイラー・スコット投手の獲得で、年越しを待たずに外国人の補強にめどを立てた。 12月9日には、広島市内のホテルで育成3選手を含めた新人9選手が入団発表会見を行った。注目のドラフト1位、明大の森下暢仁投手を始め、投手、捕手、野手。さらに即戦力、素材型と、バランスのいい指名となった。 佐々岡真司監督が「完璧」と振り返ったドラフトが終わってしばらく、広島球団から育成契約だった大盛穂(おおもり・みのる)の支配下選手登録が発表された。 野手がそろう中での支配下登録。 「広島東洋カ
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―他球団の評価を聞きたくなかったか。 「それはね、まあ…。けれど、やっぱり先ほども言いましたが、やっぱりカープの評価がどれくらいなのかというのが一番だったのかなと思います」 ―家族の反応は。 「そうですね。そこは一番悩みました。親父の勝手な都合で子供に迷惑をかけられないなっていうのもあったし。(家族も広島に残りたがっていた?)そうですね。子供たちに聞いても『広島が好き』ってのがありました。まあ嫁にはね『もうあなたに任せます』という言葉をもらったので」 ―佐々岡監督には決断を伝えたか。 「はい伝えてます。『よろしく、ありがとう』と(言ってもらえた)。はい」 ―監督の慰留が決断に影響したのか。 「それは間違いなくあります。はい」 ―条件は。 「一応、複数年ということで。3年ですね、はい」 ―3年契約はうれしかった。 「まあそうですね。やっぱり会見でも言いましたけど、誠意っていうのが一番心に響い
【特集】── テレビ新広島の情報番組「全力応援 スポーツLOVERS」は14日、クリス・ジョンソン投手にインタビューした模様を放送。 来日5年目のクリス・ジョンソン。外国人投手の球団最多勝利数を更新中です。カープに欠かせない助っ人左腕を佐竹さんが直撃します。 いつも支えてくれる女房役・石原選手への思い ジョンソン:5年間一緒にプレーしてきましたし、投げたい球種を分かってくれているので、石原の出すサインは納得できることが多いですね。 ジョンソン:だから試合中はほとんど首を振らない。自分にとって投げやすいからね。 相棒とのコミュニケーションについて石原選手は…。 BB佐竹:マウンドでは英語を? 石原:いや、英語喋れないから。 BB佐竹:どうしてるんですか(笑) 石原:なんとなく(笑) 石原:野球をずっと長くやっているんで、どういうことを言いたいのかというのはジョンソン自身も分かってくれていると
広島は24日、緒方孝市監督(50)が6月30日のDeNA戦(横浜)の試合後、全力疾走を怠った野間峻祥外野手(26)を平手で複数回叩いたと発表。球団は今月15日付で鈴木本部長の名で緒方監督を厳重注意処分とし、同日、同監督は野間を含むナイン全員を集めて謝罪した。 野間は6月30日のDeNA戦で2―2の11回1死、投手への飛球を打ったが、投手がノーバウンドで捕球できず、結果投ゴロとなった。緒方監督は全力疾走を怠っていなければセーフになったと判断したとみられる。 緒方監督はこの日の中日戦後、取材に応じて「手を挙げてしまったことは事実です。会社(球団)に報告した上で厳重注意処分を受けました。深く反省しております。また、選手がプレーに集中しにくい環境をつくってしまったことは本意ではなく、申し訳ないです」と改めて謝罪。野間は「この件に関しては常務(鈴木球団本部長)に任せています」とだけ説明した。 鈴木本
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