【野球】山田と菊池 セ・リーグ最強セカンドはどっち? 拡大 タイプは異なる。だから、ファンに与えるプレーの印象も違う。広島・菊池涼介(26)とヤクルト・山田哲人(24)は同世代であり、ポジションも同じ二塁。ただ、菊池が『守』なら、山田は『攻』の選手。そんな2人の今季を成績やデータを元に比較した。(データ提供はスタッツ・ジャパン) まずは2人の守備範囲。図にある赤い点は菊池、青い点は山田が今季処理した打球箇所だ。図が示している通り、菊池の方が実に幅広い範囲で打球に対応していることが分かる。右翼手定位置前方へのフライから遊撃寄りに転がったゴロまで。ファンタスティックといわれる動きから“忍者”とも評される菊池に、やはり分がある。 ただ、山田の守備に難があるということではない。今季の山田は133試合に出場。726の守備機会のうち、5失策で守備率・993となる。対して菊池は836の守備機会で守備率・