大型で非常に強い台風26号が2013年10月16日に伊豆大島を直撃し、大島町元町地区では大規模な土石流災害(土砂崩れ)が発生し、甚大な被害を受けました。 宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は、10月22日に航空機搭載Lバンド合成開口レーダ2(Pi-SAR-L 2: Polarimetric and Interferometric Airborne Synthetic Aperture Radar L-band 2) *1 により伊豆大島での台風26号被害の観測を行い、被災地の抽出を行いました。 図1に、今回の観測範囲を示します。 図2: Pi-SAR-L2により観測された伊豆大島全体のカラー合成画像 (クリックで拡大画像へ) 図2は、今回Pi-SAR-L2によって観測された伊豆大島の全体図です。赤にHH偏波、緑にHV偏波、青にVV偏波をそれぞれ割り当てています。図中の赤枠部分が、被害が