【シリコンバレー=山田遼太郎】米アマゾン・ドット・コムは1日、インターネット通信サービスに使う人工衛星を打ち上げるため米スペースXから主力ロケット「ファルコン9」を3機購入すると発表した。アマゾンは2026年までに1600基の衛星を配備する必要があるため、衛星通信サービスで競合するスペースXに調達先を広げた。アマゾンは「プロジェクト・カイパー」と呼ぶ構想で山間部や途上国などインフラが行き届かな
【シリコンバレー=山田遼太郎】米アマゾン・ドット・コムは1日、インターネット通信サービスに使う人工衛星を打ち上げるため米スペースXから主力ロケット「ファルコン9」を3機購入すると発表した。アマゾンは2026年までに1600基の衛星を配備する必要があるため、衛星通信サービスで競合するスペースXに調達先を広げた。アマゾンは「プロジェクト・カイパー」と呼ぶ構想で山間部や途上国などインフラが行き届かな
「我々は高品質のサービスを低価格で提供する。さらに、家庭や企業などでも使えるサービスの柔軟性や、当社ならではのシンプルな顧客体験を実現する」 米SpaceX(スペースX)が手掛ける衛星ブロードバンドサービス「Starlink(スターリンク)」に真っ向から対抗すべく、米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)が開発を進めている同サービス「Project Kuiper(プロジェクト・カイパー)」について、同社のNaveen Kachroo氏(Amazon’s Project Kuiper Director,Product Management and Business Development)は、冒頭のように発言した(図1)。
Amazonは衛星インターネットサービス「Project Kuiper」のため、通信衛星を2023年第1四半期に打ち上げる予定にしていますが、スケジュールに間に合わせるため、衛星インターネットサービス「Starlink」を展開しているライバル・SpaceXの手を借りることになる可能性が示唆されています。 Amazon’s ambition to provide the world with broadband access (Full Stream 10/27) - YouTube Amazonでデバイス&サービス関連のシニア・バイス・プレジデントを務めるデビッド・リンプ氏は2022年10月27日、Washington Post Liveの生配信に出演。SpaceXはロケットの打ち上げ実績が十分あると語り、Project Kuiperの衛星を打ち上げるにあたって、SpaceXのロケットを利
AmazonがFacebookの小型衛星インターネット開発部門を買収したと、The Informationが報じました。これにより、Facebookは小型の人工衛星を用いた衛星インターネットサービスの構築を断念したこととなります。 Amazon Acquires Facebook’s Satellite Internet Group — The Information https://www.theinformation.com/articles/amazon-acquires-facebooks-satellite-internet-group Amazon bought Facebook’s satellite team to help build Starlink competitor | Ars Technica https://arstechnica.com/informatio
宇宙移住の実現へロケット開発 ベゾス氏は00年にBlue Originを創業している。これはイーロン・マスク氏が宇宙輸送を手掛けるSpaceXを起業した02年よりも早い。ベゾス氏がECサイト事業だけでなく、早期から民間主導による宇宙ビジネスのイノベーションにも期待してきた証左といえる。 彼は数ある宇宙ビジネスの中でも、ロケットなど輸送系に対する思い入れが強い。背景には「数百万人という人が宇宙で暮らし、働けるようにしたい。宇宙までも見据えた文明にしたい」との思いがあり、そのためには今よりずっと安いコストで宇宙へ行けるようになることが最重要という彼の考えがあるようだ。 実際、これまでに小型ロケット「New Shepard」と「BE-3エンジン」、大型ロケット「New Glenn」と「BE-4エンジン」の開発を進めている。高度100キロメートルまでの宇宙旅行を目指すNew Shepardは、5月
【シリコンバレー=白石武志】米アマゾン・ドット・コムが人工衛星を使ったブロードバンド通信サービスへの参入を目指していることが明らかになった。3000を超える通信衛星を打ち上げて地球のほぼ全域をカバーする計画だ。イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発ベンチャーの米スペースXなども同様の構想を表明しており、米有力企業による宇宙開発競争が熱を帯びてきた。米連邦通信委員会(FCC)が通信衛星の運用を監督す
Amazon.comの最高経営責任者(CEO)Jeff Bezos氏が米国時間11月3日、10億ドル以上に相当する同社株式を売却した。 Bezos氏による株式売却は、米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかになった。 Amazonが予想を軽々と上回る第3四半期決算を発表したことを受けて、同社の株式は10月27日、約13%上昇した。これにより、Bezos氏はMicrosoftの共同創業者で慈善家のBill Gates氏を抜いて、世界一の富豪になったという。 Bezos氏が株式売却で得た資金で何をするのかは不明だ。だが同氏は2017年4月、自身の宇宙船プロジェクト「Blue Origin」の資金を獲得するため、株式を売却したいと話していた。 Bloombergによると、Bezos氏は4月にコロラド州で開催されたSpace Symposiumで次のように述べていた。「Blue Origin
世界のネット通販を支配する勢いの アマゾン ですが、次のお届け先は月になるのでしょうか。同社は 2020年に、月への輸送便を実現する計画がある と発表しました。 アマゾンの発表によれば、この輸送便に使われる着陸船「 Blue Moon 」は 1万ポンド(約4.5トン)の商品 を月へと運ぶことができます。輸送便の着陸地点は、月の南極 近くのシャクルトン・クレーター。輸送を担当するのは、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が率いる ブルー・オリジン社 のロケット、あるいはNASAのSLS(スペース・ローンチ・システム)やユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)のアトラスVロケットも想定されています。 ブルー・オリジンは宇宙旅行計画を含めた宇宙開発のために、 再利用可能なロケット「ニュー・シェパード」 や宇宙船カプセルの開発を行っています。さらに 超大型ロケット「ニュー・グレン」 も計画中
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