OPINION 生活水準を下げ、国民は自立しよう / 記事一覧 日本経済の活性化のために政府に対策を求める国民の声は強い。 日本経済に実力があるのに、財政、金融政策など政策の失敗で、日本経済が実力に見合った水準を下回っているなのなら、政策の転換が望まれるが、もし、日本経済の現状が、現在の日本経済の実力に見合ったものか、それ以上であるのなら、政府の政策に期待することはできない。 果たして、日本経済の実力とはどれほどのものなのだろうか。 このように、政府の政策に期待する前に、現在の日本経済の実力を確認する必要がある。 まず、日本の労働生産性を見ると、下のグラフのように94年以降、先進国では最低、OECD加盟34か国中20位(2011年)である。 (ダイヤモンドオンライン「生産性向上が求められるオフィス変革」から転載) しかも、生産性の高いのは、今まで日本経済を牽引してきた製造業