平成19年9月7日 三菱化学生命科学研究所 電話(042)724-6248(広報担当) 自然科学研究機構生理学研究所 電話(0564)-55-7123(企画評価係) 科学技術振興機構(JST) 電話(03)5214-8404(広報・ポータル部広報課) 三菱化学生命科学研究所(所長 関谷剛男)、自然科学研究機構生理学研究所(所長 岡田泰伸)、JST(理事長 沖村憲樹)は、脳内において構成タンパク質を分解することで神経伝達を適切に抑制する"壊し屋"タンパク質を発見しました。 私たち人間を含む生物の脳内の情報伝達は、神経細胞同士のシナプスと呼ばれる結合での信号のやりとりにより行われています。シナプスでの情報伝達は記憶や学習の分子基盤と考えられ、盛んに研究されていますが、シナプス伝達がどのように調節されているかは、まだ不明な点が多く残されています。本研究により、シナプス伝達の調節に"壊し屋"タンパ