全国の大学・教授を、学生側から評価するという、大胆不敵な口コミサイト「正直なシラバス」。その正式版が、今月初頭にリリースされた。 学生による口コミサイトといっても、決して遊び半分のものではない。本サイトの根幹にあるのは、「新たな教育改革」。「こんな授業を受けたい」「こんな教授に学びたい」という、学生たちの真摯な願いに応えるべく作られた、真面目すぎるくらい真面目なサービスなのである。 発案者は、自身も現役大学生である、Woolop(ウーロップ)、代表取締役社長、江澤 拓宣 (えざわ ひろのぶ)氏。インターネットの口コミ手法を、教育のジャンルに応用した柔軟な発想力。その原点を探るべく、詳しいお話を伺った。 「おもしろい」「わかりやすい」を軸に大学と教授を評価 Q1、「正直なシラバス」誕生のきっかけと、正式版リリースまでの経緯について教えてください。 2014年4月に、早稲田大学に入学しましたが