日本チェーンストア協会が22日発表した5月の全国スーパー売上高(既存店ベース)は前年同月比5.7%増の1兆1246億円で2カ月連続で前年実績を上回った。一方、日本フランチャイズチェーン協会が同日発表した5月のコンビニエンスストアの売上高も、同1.6%増の7884億円と、こちらも2カ月連続でプラスとなった。 前年4月の消費税増税後の買い控えや消費低迷の影響が一巡、前年5月の落ち込みの反動増も出た。 とくにスーパーでは、食料品と衣料品の伸び率がともに6%超と大幅な販売増に転じた。雑貨や家具、家電など住関品も5.6%増。食料品、衣料品、住関品の主要3分野ともすべての中分類がプラスとなった。これは4月に続いて2カ月連続。