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ブックマーク / geopoli.exblog.jp (11)

  • トランプ政権を警戒する米国のインテリジェンス関係者 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたしても晴れておりますが、風が吹いてて寒いです。 さて、すでにご存知かもしれませんが、トランプ政権発足間近な時にイスラエル側からリーク記事が出てきました。 その内容は、アメリカの諜報機関関係者が、イスラエルとの同関係者との非公式会合で「トランプ政権にき情報渡さないほうがいいぞ」と忠告していたというものです。 その元ネタとなるハーレツ紙の記事の要約を。 === 米政府のインテリジェンス関係者がイスラエルの同業者に対してトランプ政権と情報共有しないよう警告 イスラエル政府のインテリジェンス関係者は、トランプ政権下の米政府関係者に対して、機密情報を漏らすとロシアやイランにまで情報が広がることを懸念していることを、今週木曜日のイスラエルの日刊紙でロネン・バーグマン記者が報告。 この懸念は最近まで非公開の会合で語られていたものであり、トランプやその関係者とモスクワのプーチン政権との

    トランプ政権を警戒する米国のインテリジェンス関係者 | 地政学を英国で学んだ
    Yoshitada
    Yoshitada 2017/01/14
    鳩山内閣時の外務省や警察関係者もこんな感じだったのかな……。
  • 「ネトウヨ」の対処に苦悩する北京政府 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたしても晴れてますが、とにかく気温が低いですね。極寒です。 さて、フィナンシャル・タイム紙の北京発のコラムで、中国国内の政治状況に関する興味深い記事がありましたのでその要約を。 ==== 北京政府はネット上のナショナリズムのコントロールに苦慮 by ルーシー・ホーンビー 昨年、台湾土への依存を減らす方向に積極的な政策を持つ総統を選んだ時、中国土の数十万の「ネトウヨ」たちが台湾のウェブサイトを連携攻撃したが、これは北京政府自体も驚かせた。 中国のネトウヨたちはこの攻撃を「聖戦」(sacred war)と呼んだが、この中で台湾人のフェイスブックのページに親中的なプロパガンダを貼り付けまくったのだ。 そして現在、アメリカ次期大統領のドナルド・トランプが国際的な外交慣習を破ったおかげで、中国のネトウヨの炎上的な反応と、それを習近平主席が抑えきれるかどうかが、アジアが直面して

    「ネトウヨ」の対処に苦悩する北京政府 | 地政学を英国で学んだ
    Yoshitada
    Yoshitada 2017/01/14
    日本の首相もアメリカ大統領もネトウヨになる時代>>ま、どっちにせよ、ろくでもない時代なのは間違いないですわな。
  • 歴史学者たちの傲慢さに気をつけよう | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は当に真夏でした。ピークですね、これは。 さて、だいぶ以前からぼんやりと考えていたことを書いておきたいと思います。 すでに告知させていただいたように、私は現在、次に出るの訳出作業の最終追い込み段階に入っているのですが、ここ数日間とりくんでいるテーマが、なんと核兵器に関するもの。 「なんか物騒なテーマですねぇ」とお感じになる方もいらっしゃると思いますが、原著者はなんといってもレーガン政権で核戦略をアドバイスしていた人物ですから、この分野が専門領域であり、色々と言いたいことがあったようで色々と書いており、こちらも勉強になってます。 ただしこれを訳していて私が個人的にあらためて感じたのは、やはり「戦略はフィクションである」ということです。 というのも、グレイ自身はソ連に対抗するためにアメリカの核戦略をアドバイスしていたわけですが、なにせ核兵器というのは、歴史アメリカが日に対

    歴史学者たちの傲慢さに気をつけよう | 地政学を英国で学んだ
    Yoshitada
    Yoshitada 2015/07/28
    まぁ、そういう事を言いながら、しっかり先人の轍を踏んで、先人と同じ失敗を繰り返す奴が後を絶たないので、歴史学者は半ば呆れながら忠告するのだが(以下、無限ループ。
  • ビルマ戦に参加した元英軍兵士の来日の真実について | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から曇りがちでして、時折日がさす微妙な天気。ここ数日はやけに暖かいですね。 さて、久しぶりの更新ですが、私が個人的に手伝っていたイベントについて少し。 ブログを数年前の私の留学時代から追いかけている方はご存知かもしれませんが、私はイギリスに行っている間に向こうに在住の日人の方からいただいたご縁で、ビルマ(インパール作戦)で互いに戦った日と英国の元兵士同士の「戦友」としての和解を推進する協会のお手伝いをさせていただいております。 今回はその協会が歴史的なイベントを行うことになり、すでに日のいくつかのメディアでも報道されているように、英国側の元兵士が来日して、日側の兵士を会うとことになりました。 すでにこの元兵士の方(ロイ・ウェランド氏:93歳)は帰国されたのですが、私は数日ほど彼らのアテンドという形でお手伝いをさせていただきました。 現在は無事にイベントが終わって

    ビルマ戦に参加した元英軍兵士の来日の真実について | 地政学を英国で学んだ
    Yoshitada
    Yoshitada 2014/11/03
    この元英兵の方に、ちゃんと「靖国神社にA級戦犯が合祀されてる」ことを説明してるかどうかで、評価も変わってくる話のような。
  • ISISに「悪」というレッテル貼りはやめておけ | 地政学を英国で学んだ

    今日の目黒は朝から小雨が降っております。 さて、久しぶりに記事の要約を。オバマ政権の使っている言葉についての議論です。 === 「悪」というラベルづけの問題:ISISを「ガン」と呼んでしまうことのモラル・ハザード By マイケル・ボイル ●ISISによるアメリカのジャーナリスト、ジェームス・フォーリー氏の「首切り処刑」は、世界中からこの反乱グループとその恐ろしい手段に対する非難を巻き起こしているが、これは当然であろう。 ●ところがこれは同時に、911の連続テロの直後のパニック状態の中でアルカイダを示す際に使われた道徳判断を含んだ言葉を復活させることにもつながった。 ●ブッシュ前大統領が「テロとの戦争」を「悪を行う者」たちに対するキャンペーンであると表現したことは有名だが、奇妙なことに、オバマ大統領もISISのことを、中東に広がる「21世紀に存在してはいけないガン細胞」であると表現している。

    ISISに「悪」というレッテル貼りはやめておけ | 地政学を英国で学んだ
    Yoshitada
    Yoshitada 2014/08/27
    「悪」かどうかはともかく、放置は危険な連中であると思う。
  • ネオコンの言い訳:ケーガンの「戦争せよ米国」 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は午後に入ってから曇りました。連日の蒸し暑さは少しだけやわらいだ気が。 さて、久々にネオコンのケーガンが面白いことを書いていたのでその記事の要約です。 彼はブルッキングス研究所に移って、いよいよ民主党政権にもアドバイスをしようということなんでしょうか。 ただし「前科」があるので、あまり説得力はないようにも感じますが・・・ === アメリカに必要なのは、戦力を使うべきかどうかではなく、いつ使えばいいかという議論だ By ロバート・ケーガン ●イラク戦争というのは、何人かの知識人たちが示しているように、ここ数十年間のアメリカにとって最悪の戦略の失敗であったのだろうか?簡単にいえば、答えは「ノー」である ●むしろ失敗したのは、2001年の9月11日のアメリカ土に対するアルカイダとオサマ・ビン・ラディンの攻撃を防げなかった人々のほうだ。この攻撃によって3000人近いアメリカ人が死ん

    ネオコンの言い訳:ケーガンの「戦争せよ米国」 | 地政学を英国で学んだ
    Yoshitada
    Yoshitada 2014/07/18
    言いたいことは判るが、国家内での意思決定に必要なプロセスを考えると、参戦のタイミングは「常に間違わざる得ない」。特に民主主義国家であれば、余計に。そういうものだ、と考えないと。
  • ポーゼン:アメリカはイラクで何もするな1 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から曇っておりまして、時折にわか雨が降ったりしております。 さて、メルマガのほうでも触れた、バリー・ポーゼンのイラクに関する意見記事を。 彼の新刊が出たちょうどいいタイミングで、イラクへの再介入問題が浮上してきました。 この新刊は注目です。 == 「イラクで何もするな」論 byバリー・ポーゼン ●「またか」である。世界のどこかで危機が起こると、アメリカの知識人たちは必ず政府に何らかの「行動」を促すものであり、それは大抵の場合が軍事的なものだ。そしてその声は「ただ黙って見ているだけじゃなくて何か爆撃しろ!」となる。 ●二〇年以上間続いたアメリカの圧倒的な覇権状態のおかげで、ワシントン中のパソコンのキーボードは、まるで「地球の裏側まで介入せよ」とプログラムされているように見える。 ●そして今回はイラクなのだが、ここの政府は、スンニが多数派を占める地域において実質的なコントロー

    ポーゼン:アメリカはイラクで何もするな1 | 地政学を英国で学んだ
    Yoshitada
    Yoshitada 2014/06/25
    これほっとくと、最低でもイラク領内に、下手を打つと中東全域が液状化して、テロの培養地になりかねんので、封じ込めは必要ではあるんだが…。米国がもっと真面目にイスラム社会と向き合わない限り、解決は遠い。
  • 中国政府高官がダボス会議で問題発言 | 地政学を英国で学んだ

    今日の肥前は午前中晴れたのですが、昼すぎから小雨が降りました。気温はけっこう暖かかったような。 講演で九州まで来ているのですが、運良く名護屋城址を見学することができました。秀吉が朝鮮出兵した時の城跡なんですが、ここに陣取っていた武将たちがオールスターキャストでした。 さて、ダボス会議での安倍首相の「1914年前発言」が物議を醸しだしてから数日たったわけですが、色々とこの会議で面白い発言をしている中国政府の高官らしき人の内容が出てきましたので、その紹介を。 この記事の中でダボス会議に参加したブロジット記者は、あるクローズドのディナーの席で興味深い光景を目にしたと言っております。 もちろん会議は「チャタムハウス・ルール」が適用されておりますので、その発言者は誰なのかは書けないということですが、その発言内容は書けるということなのでそれを書く、とのことです。 そのディナーの席にゲストとして呼ばれて

    中国政府高官がダボス会議で問題発言 | 地政学を英国で学んだ
    Yoshitada
    Yoshitada 2014/01/28
    これで安倍ちゃんが余計なこと口走らなければ、大手を振って中国を「田舎者の野蛮人」呼ばわりできたのに。
  • 中国の防空識別圏:NYタイムズの社説 | 地政学を英国で学んだ

    今日の甲州はよく晴れました。 日は講演2立てなんですが、移動中にNYタイムズの数日前の社説を読んで面白かったでその要約を。 === 中国の威圧的なプレイ By NYタイムズ論説委員 ●東シナ海の海域上空に新たに広域の防空識別圏を設定するという今回の中国の決定は、周辺の島々についての領土争いを穏便に解決したいという北京政府の主張と矛盾している。今回の宣言は、緊張を高めて日との直接紛争の可能性を上げる、極めて挑発的な動きである。 ●先週の土曜日に、中国は尖閣諸島の上空に防空識別圏の設置を宣言したのだが、これによってこの空域に入ってくる航空機に身元照会を行わせ、さらにこれを行わない機体にたいしては軍事行動をしかけることができるという権利を宣言したことになる。この無人の島々(しかもそのうちのいくつかは岩礁)は日によって管理されているが、中国台湾も領有を主張している。 ●世界第二位と第三位

    中国の防空識別圏:NYタイムズの社説 | 地政学を英国で学んだ
    Yoshitada
    Yoshitada 2013/11/29
    これを読むと彼らの前提として「安倍政権は極右政権」という認識があることがよくわかりますね(苦笑)>>まぁ、欧米インテリからしたら、立憲主義もろくに理解できてない野蛮人の酋長だからなぁ。
  • 韓国トップたちの怪しい「世界観」 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は台風のせいで雨です。 さて、今回は最近色々と話題の韓国について少し。 その前にまず最初にお断りしておきたいのですが、私はいわゆる「嫌韓派」でもなければ「親韓派」でもありません。 すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は国際関係論でいうところの「リアリズム」という立場、つまり、「すべての国家は利己的である」という前提からものごとを分析するような教育を受けてきた人間であります。 そういうことなので、どうも日以外の他国のことを「好き/嫌い」、もしくは「善悪」という立場で判断することにはあまり慣れていないんですが、これを前提として議論を進めていきたいと思います。 くどいようですが、私が専門で勉強してきた(古典)地政学では、国家の「世界観」、もしくは「地理観」というものが、国際関係の動きを現実的に見る時に非常に重要であるとされております。 最近つとに反日姿勢を強めている韓国

    韓国トップたちの怪しい「世界観」 | 地政学を英国で学んだ
    Yoshitada
    Yoshitada 2013/10/26
    日本の政治家の国際感覚のなさをかねがね悲観してはきたが、上には上がいると思いほっと……はできんか。まがりなりにも隣国なわけだし。反日でもいいから、せめてバカじゃなければ外交のしようもあるのにorz
  • 「日米同盟の深化」を警戒する韓国の論評 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から暴風雨でしたが、10時過ぎあたりから晴れてきました。夕方には少し晴れましたね。 さて、韓国政府側が今回の日側の「2プラス2」の会談について日米側にどのような感想を持っているのかについて興味深い分析記事がありましたので、その要約です。 結局のところ、ルトワックが「自滅する中国」で指摘していたことの正しさがここでも垣間見えております。 === 日米の防衛ガイドラインの同意は韓国を苦しめる By シン・ジェフン ●韓国の新聞の一面の写真がAPECのサミットの様子を物語っている。この写真では、韓国の朴 槿惠大統領が、隣にいる日の安倍首相を無視して反対方向を向いているのだ。これは10月7日にバリ島でのことである。 ●この二人のリーダーはほとんど挨拶を交わしておらず、日のメディアによれば、接触は「ほんの数秒間」の最小限に抑えられたという。 ●この気まずい会合は、東アジアの二

    「日米同盟の深化」を警戒する韓国の論評 | 地政学を英国で学んだ
    Yoshitada
    Yoshitada 2013/10/17
    米国にしてみれば、朝鮮半島防衛のためでもあるのになぁ……。
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