トヨタら、LTE通信機能を搭載したコンセプトカー発表
トヨタ自動車やAlcatel-Lucentなどが参加するng Connect Programは11月4日、次世代通信規格LTE（Long Term Evolution）を搭載したコンセプトカー「LTE Connected Car」を発表した。 LTE Connected CarはトヨタのPriusをベースに、ダッシュボードや後部座席にLTE端末を組み込んだもの。端末はタッチスクリーンで操作でき、ナビゲーション機能に加えて、インターネットにアクセスしてコンテンツを楽しめる機能を備えている。 この端末では、映画や録画しておいたテレビ番組、動画サイトを視聴したり、マルチプレイヤーゲーム、ネット上のオーディオライブラリなどを利用できる。通話やメールの送受信、SNSへのアクセスも可能だ。Wi-Fiホットスポット機能もあるため、車内にWi-Fi対応機器を持ち込んでネットにつなぐことができる。 また交通
【東京モーターショー】デンソー，ハイブリッド車の制御にナビ情報を生かして燃費向上
デンソーは，ハイブリッド車の制御にカーナビゲーション・システムの情報を生かす「ナビ協調制御」の研究を進めている。2009年10月22日の「第41回東京モーターショー」（一般公開日：2009年10月24日～11月4日）のプレス・ブリーフィングで明らかにした。例えば，カーナビからの道路情報を基に，上り坂では走行モーターの出力を大きくして加速し，逆に下り坂では回生ブレーキによる発電量を増やして減速するといったきめ細かな制御をすることで燃料消費を抑え，電力の利用効率を高める。
NXPセミコンダクターズ、近距離無線通信規格「NFC」対応のクルマのカギを公開
NXPセミコンダクターズジャパンは、近距離無線通信規格「NFC」に対応したクルマのカギを試作した。クルマのカギの付加価値の向上を目指したもので、2012年ごろの自動車メーカーの採用を見込む。
イマジニアリング，点火プラグにマイクロ波を組み合わせて燃費を向上
イマジニアリング（本社神戸市）は，2008年1月30日～2月1日に開催された「第32回 地球環境とエネルギーの調和展（ENEX2008）」に，「マイクロ波プラズマ燃焼エンジン」を出展した。エンジンの点火プラグの放電時に，局所的にマイクロ波を照射することでプラズマを生成して着火するもの。燃費の向上が期待できるとしている。
【CES】クラリオンが次世代の車載マルチメディア端末を披露，WiMAXで常時接続を目指す
クラリオンは，「International CES 2008」で無線LANを使った次世代の車載マルチメディア端末の試作品「MiND（開発コード名）」を披露した。
Magellan、Google Local Searchにリアルタイム接続のカーナビ
米Magellanは1月7日、米ラスベガスで開催中のInternational CESで、Google Local Searchにリアルタイムでアクセスできるカーナビゲーション「Magellan Maestro Elite 5340+GPRS」を発表した。3月に米国内で発売予定で、価格は1299ドル。 ユーザーは車で移動中、最寄の店舗を検索したり、「一番おいしいバナナクリームパイ」といったお勧め商品が売られている店の情報を、Google Local Searchを使って入手することができる。 またワイヤレスGPRS（General Packet Radio Service）接続機能を備えているため、リアルタイムの交通情報や天気予報を入手できるほか、PCからナビへ住所やメモなどを送信することができる。 5インチのWQVGA液晶、533MHzのS-Media 3362プロセッサ、USBポートを
国内のテレマティクス・サービス市場は2015年に現在の6倍に，矢野経済研究所が発表
矢野経済研究所は，国内のテレマティクス・サービス市場の加入台（加入者）数の予測を発表した（発表資料）。今回の調査対象には，乗用車と商用車に向けたテレマティクス・サービスのほかに，GPS機能付きの携帯電話機を利用する歩行者向けのテレマティクス・サービスを含む。商用車向けのテレマティクス・サービスには，車両の位置や荷積み状態などを管理する運行動態管理システムやタコグラフ，ドライブ・レコーダーなどを含めている。 2006年のテレマティクス・サービスの加入台数は，計345万台の見込み。内訳を見ると，最も多いのは携帯電話機向けテレマティクス・サービスで，全体の54.6％を占める188万台である。次いで多いのは，乗用車向けサービスで43.2％の149万台。商用車向けサービスは，全体の2.2％の8万台である。 加入台数は，2010年には2006年と比べて4倍の1383万台，2015年には同6.6倍の22
レクサスLS460に積んだミリ波レーダやステレオ・カメラとは・・・
トヨタ自動車は，2006年9月19日に開催したレクサス・ブランドの旗艦セダン「LS460」の発表会において，車両前方の障害物検知機能や後方車両への対応機能で使用するミリ波レーダやカメラの詳細を明らかにした。
「車両のエッジも検出できるから・・・」，「LS460」にステレオ・カメラを採用したわけ
トヨタ自動車が2006年9月19日に発売したレクサスブランドの最上位セダン「LS460」には，ミリ波レーダと二つのカメラを利用するステレオ・カメラ・システムを搭載し，前方の車両や障害物だけでなく，歩行者も検知できる。
【CES続報】ルームミラーに液晶パネルをつけて情報提供，Magna社らが出展
今回のInternational CESでは，クルマのルームミラー（バックミラー）に液晶パネルを取り付けて情報の表示を行う製品がいくつか展示されていた。ルームミラーで大手の米Magna Donnelly Corp.が出展したのは「VideoMirror」と呼ぶ製品である。「ちょうどこの1月からGeneral Motors社に出荷を始めたところ」（この製品のSenior Product ManagerのCharon McNabb氏）という。VideoMirrorは，主にクルマの後部に取り付けたビデオ・カメラ（リア・カメラ）の映像を映し出すためのミラーである。クルマを後退させるときの死角を減らし，事故を未然に防ぐとともに，車庫入れなどの補助にも役立てるもの。
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