尾鷲湾の湾頭にあり、広さは4.65haで、島全域が暖帯性の常緑樹林に覆われている。主な樹種は、「クロマツ、アカマツ、スダジイ、タイミンタチバナ等」であり、樹陰には「サカキカズラ、ナギラン等」が見られる。 また「アオサギ、ゴイサギ、クロサギ、シロサギ等」のサギ類が生息し、日本でも最大のコロニーと思われる。 この島の特徴としては、西半分(尾鷲湾側)と東半分(太平洋側)とは、全く地質が異なることである。西半分(尾鷲湾側)は砂層・泥岩からなり、東半分(太平洋側)は花崗斑岩からなる。高さ20m以上の節理が発達し、海食洞も見られる。