仏南西部トゥールーズで、ストライキを前に自家用車の相乗りを呼び掛ける高速道路の電光掲示板(2018年4月2日撮影)。(c)AFP PHOTO / PASCAL PAVANI 【4月2日 AFP】フランス国鉄(SNCF)は2日、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領(40)による改革案に抗議し、3か月に及ぶ大規模なストライキに突入する。同国ではこのSNCFのストを皮切りに、今後エネルギーからごみ収集に至るさまざまな部門でストが行われる見通しとなっている。 SNCF職員らは同日午後7時(日本時間3日午前2時)からストに入り、以後5日間のうち2日、列車を一部運休する。組合側は、国内450万人の列車利用者らに大きな影響が出ると警告している。 負債を抱えるSNCFの抜本改革に対するストが本格化するのは、メディアが「暗黒の火曜日」と名付けた3日からで、高速鉄道TGVでは8本中1