福岡県大牟田市甘木の甘木公園にある「徴用犠牲者慰霊碑」に、黒い塗料のようなものが吹き付けられていたことが23日、分かった。 「爆買い」ボート場の免税店に中国人殺到 慰霊碑は、在日韓国・朝鮮人らでつくる団体「在日コリア大牟田」が、第2次大戦中に市内の三井三池炭鉱などで過酷な労働を強いられ亡くなった朝鮮半島の人たちを慰霊するために建てた。同団体が被害を確認し、大牟田署に届け出た。 同団体によると、白い文字で刻まれた犠牲者への慰めの言葉などを塗りつぶすように黒い塗料がかけられ、「うそ!!」と読める文字も吹き付けられていた。旭日旗のシールも貼られていた。 慰霊碑は、市が用地を無償提供し、企業が建設費を負担して1995年に建立された。毎年4月、碑の前で慰霊祭が営まれている。 同団体の禹判根(ウ・パングン)代表(77)は「慰霊碑は子どもや孫よりも大事にしている。自分の体を傷つけられたこと以上に
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