NYコレクションに参加するデザインデュオ「ロダルテ(RODARTE)」が手がけたM・A・Cのメイクアップラインが、攻撃的だとみなされ非難されている。 メイクアップラインは、映画『ボーダータウン報道されない殺人者』の舞台ともなった、レイプや殺人事件が多発しているメキシコの貧困工場地帯フアレスからインスパイアされており、コレクションには"ゴーストタウン"や"ファクトリー"といったキーワードが並べられている。 ロダルテはこの非難に対して「フアレスで起こっている女性への暴力には、積極的な対応が取られるべきだと考えており、深刻な問題を軽んじるつもりはありません。本当に申し訳ありませんでした」とコメントした。MACは、製品の名称を変更した上で、9月に同コスメラインの発売を予定している。
ボーダータウン 報道されない殺人者/Bordertown――2007年/アメリカ/カラー/112分/ヴィスタ/ドルビーデジタルSRD グレゴリー・ナヴァ監督の『ボーダータウン 報道されない殺人者』の題材になっているのは、実際の未解決事件だ。アメリカとの国境に近いメキシコの街フアレスで、15年間に推計5000件もの女性殺害事件が起こっている。被害者の多くは、グローバリゼーションを象徴する外国資本の工場で働く若い非熟練労働者だ。 メキシコでは1980年代初頭から市場改革が進められ、サリナス政権の時代に保護主義から自由市場への転換が決定的となった。アメリカとメキシコの間でNAFTA(北米自由貿易協定)が締結されたのが1992年、そして事件が起き始めたのが1993年のことだった。 「映画の冒頭に入れた字幕でも明確にしているように、メキシコの市場改革やNAFTAの締結と事件はとても密接な繋がりがある
米アリゾナ(Arizona)州ノガレス(Nogales)で、米国への不法入国が発覚したメキシコ人をメキシコに送還する米税関国境警備局の職員(右、2010年6月2日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 【7月28日 AFP】地球温暖化によって、2080年までに米国へ向かうメキシコ移民の数が現在よりも数百万人増えるという予測が26日、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された。農業生産の低下が主な理由になるという。 「気候変動によって農業生産が落ち込み、この理由だけで、メキシコ人の成人140~670万人(現在の同国の15~65歳人口の2~10%)が米国へ移住する」と報告したのは、プリンストン大(Princeton University)ウッドローウイルソン公共国際
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エマージング・マーケット 2015.2.12(Thu) 5:15 JOGMEC、子会社のサバ州探鉱事業に出資を決定 日本の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は10日、子会社の国際石油開発帝石(INPEX)が実施するサバ州沖深海S鉱区における探鉱事業について出資を決定したと発表した。 航空 2014.7.23(Wed) 7:15 JOGMEC、ヘリコプターによる地熱資源ポテンシャル調査を実施…国内初 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、7月下旬から九州のくじゅうと霧島の2地域で、地熱資源ポテンシャル評価に国内初となるヘリコプターによる「時間領域空中電磁法探査」を実施する。 自動車 ビジネス 2014.5.4(Sun) 8:00 国際協力銀行、米国でのシェールオイル・ガス権益取得・開発事業に融資…日本企業のシェールオイル・ガス事業を支援 国際協力銀行(JBIC)は28
ロスジェネ世代(1981年生)の編集・ライター。フリーライター、編集プロダクション勤務を経て2008年より株式会社プレスラボを起ち上げる。著書に『エレベスト』(戎光祥出版)。web上のニュースサイト「下北沢経済新聞」編集長。「GetNavi」(学研)誌上で『コンビニ研究室』連載中。他に「日経トレンディネット」「COBS ONLINE」「R25」「サイゾー」など主にネット媒体で執筆中。起業したのは旺盛な独立心と言うよりも、むしろサラリーマンの職場における煩わしい人間関係から逃げるため。 ツイッター:@umeda_kazuhiko News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 中国の経済規模が日本を上回ることが確実視されている。しか
ブラジルの有名サッカー選手をめぐる事件や不祥事が相次いでいる。武器を持つ麻薬密売人らと親密にしている映像が暴露されたり、マフィアのために違法なカネの運び屋を請け負っている疑惑も浮上。さらには愛人を殺害し、犬に食べさせるという凶悪犯罪まで飛び出した。“サッカー王国”の名を欲しいままにし、2014年にはワールド・カップ(W杯)のホスト国となるブラジルだが、このままではその資格に黄信号が灯りかねない。(黒川信雄) 「パーティーの何が悪い。麻薬や武器は悪いけど、俺はただそこで楽しんでいるだけだ」 リオデジャネイロを本拠地とするブラジル随一の人気サッカークラブ「フラメンゴ」の有力選手で、日本の本田圭佑選手が所属するロシアの「CSKAモスクワ」でもプレーしたヴァグネル・ラブ氏は、今年初めに撮影された彼の映像にまつわる騒動に不快感を隠さない。ラブ氏は、リオデジャネイロ最大のスラム街で、ライフル銃やバズー
中ロよりは反発が少なく、買収先もハイテクよりオールドエコノミー志向と、アメ リカにとって好都合なことだらけ 「ブラジルとインドは要マークだ」と、あるアメリカの消費財大手企業(フォーチュン上位500社にも入っている)のCEO(最高経営責任者)が私に言ったのは数カ月前のこと。 サッカーのワールドカップ(W杯)の話をしているのではない。「次にアメリカの資産を買いあさろうとしているのはどこの国の投資家か?」という問いへの答えだ。 ほんの数年前まで、経済アナリストが恐れていたのはペルシャ湾岸諸国や中国の政府系ファンド(SWF)が戦略を転換し、投資の対象を米国債から米企業へと変えるという事態だった。だがバブル期の多くの企業買収が失敗に終わったことから、SWFはアメリカ市場参入にやや及び腰となっていた。 だが最近、ブラジル勢がアメリカに本格参入する気配を見せている。6月15日、ブラジルの食肉大手マルフリ
米アリゾナ州フェニックスを初めて車で離れたときに驚いたことが2つある。1つは耐え難い暑さ。もう1つは街があっという間に終わり、その先に巨大なサボテンと低木クレオソートブッシュが生える砂漠が広がっていたことだ。 私の両親がアリゾナ州に引っ越したのは20年以上も前のこと。今は、砂漠を走るハイウエーの脇にショッピングモールと宅地が帯状に並ぶ。数年前に聞かれれば、ここは安全で子育てにふさわしい場所だと私は答えていただろう。だが今ならこう言う──考え直したほうがいい。 アリゾナ州で4月23日に成立した移民法に全米から批判が噴出している。移民法では、警察官は「合法的な」職務質問をして相手が不法移民と思える「合理的な疑い」が生じれば、その身分証明書を確認する義務がある。 まるでナチスかアパルトヘイトだと、州議会議員や州民を非難する声もある(州民の70%が移民法に賛成)。だがアリゾナ州で少し時間を過ごせば
若者にはやっている「セックス・ブレスレット」=サンパウロ、平山写す 【サンパウロ=平山亜理】ブラジルの若者に流行しているカラフルな腕輪が性犯罪を誘発していると問題になっている。「白はキス」「黒はセックス」など色に性的な意味が込められ、腕輪をしていれば、その色の行為を了承したとみなされるとの情報がネットで流れたため、レイプや殺人に発展。使用が禁止される事態が各地で相次いでいる。 輪ゴム大ほどのシリコーン製で「セックス・ブレスレット」と呼ばれ、数年前には米国でも問題になったという。元々、色ごとにキスなどの行為を表し、異性の腕輪をちぎれば、その行為を相手に求めることができる、という遊びだったが、ネット情報がもとで性犯罪にエスカレートした。 パラナ州で3月、13歳の少女が少年4人に腕輪をちぎられた末、レイプされたと報道された。マナウス州でも、少女2人が遺体で見つかり、いずれもちぎれた腕輪がそ
ロシアは国際社会におけるアメリカの力と威光に対抗する上で新たなパートナーを得た。中南米諸国だ。しかも両者の接近を結果的に促した要因の1つは米政府の政策らしい。 国際戦略研究所の新しいリポートによると、中南米は00年代中頃からロシア製兵器にとって願ってもない市場になった。ロシアは中南米諸国に戦闘機を含む最新鋭の兵器を提供している。 代わりにロシアが手に入れているのは中南米全域に対する影響力と、石油や天然ガスなど資源の権利。最近ロシアが中南米で結んだ契約の総額は58億ドルに上る。 ロシアと中南米の協力関係を生み出した一因は、皮肉なことに米政府の厳格な安全保障政策かもしれない。アメリカはテロリストに武器が流出しそうな国や、紛争で治安が乱れている国への兵器の売却を制限してきた。アメリカから武器を買えないこうした国の多くが、うるさいことを言わないロシアに乗り換えたというわけだ。 ベネズエラのチャベス
キューバの新旧最高指導者フィデル(83)、ラウル(78)・カストロ兄弟の実妹で、7人の兄弟姉妹でただ1人革命体制に反旗を翻して亡命、米マイアミで半世紀近くを過ごしてきたフアニータ・カストロさん(76)の回想録が昨年秋、米国で出版された。 「わが兄弟 秘められし物語」と題された記録では、米中央情報局(CIA)との協力関係のほか、キューバ革命(1959年)前後の一族の動きが語られている。フアニータさんに聞いた。 ――反革命に転じた理由は 「革命によって民主的な社会ができると期待していたが、裏切られた。革命はキューバの人々を裏切った」 ――CIAとの関係は 「革命直後から、様々な人たちが私に助けを求めてきていた。かくまったり出国の手助けをしていたりしたが、そんななかでCIAは、当時親しかったハバナ駐在のブラジル大使夫妻を通じて接近してきた。報酬を受け取ったことはない。米国は唯一、自由キューバのた
支配層が硬直化したキューバは、社会主義世界では輝きを失った「元」スター。だがベネズエラのチャベス大統領にとっては、そうではないらしい。 チャベスは数々の危機に見舞われたベネズエラ政府の仕事をキューバに外注することで、カストロ一派に第2の人生を与えている。チャベス政権の治安、移民管理、エネルギー分野の重要ポストにはカストロ一派が増えるばかりだ。 最近では、フィデル・カストロ前国家評議会議長の戦友でもあるラミロ・バルデス元内務相が、ベネズエラ中で停電を引き起こしている電力供給問題への対応を任された(キューバこそ長年停電に悩まされてきた国なのだが)。 反チャベス派は、キューバでインターネットの監視役として名高いバルデスを起用した理由が、ベネズエラ国内の反政府勢力をひそかに探るためだと疑っている。ほかにも防衛部門や情報機関の顧問にキューバ人が起用されている。 チャベスは、キューバ人ほど国内の危機管
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