第4回 ドライバが動かなくなる問題?ソースを公開してくれればいい リナックス・ファウンデーション フェロー リーナス・トーバルズ 氏 Linuxの創始者、リーナス・トーバルズ氏へのインタビューの第4回。今回は,日経Linuxからの質問に答える。日経Linuxの読者の多くは,実際にLinuxを操作し,使う人たち。そんな読者をよく困らせているのが,「カーネルをバージョンアップしたら,それまで使えていたプログラムが動かなくなった,機器が使えなくなった」というトラブルである。この問題は本当によく起こる。だからこそ月刊誌の存在意義があるともいえるのだが,トーバルズ氏に,この原因となっているLinuxカーネルの“ある方針”について聞いてみた。(聞き手は日経Linux編集長 米田正明) 今年のKernel Summitでは,どんなテーマで盛り上がりましたか(関連記事:Kernel Summitレポート)