2009年の携帯ゲーム機市場は、Wi-Fiを利用した通信対応ゲームが多くヒットした年だった。PSPでは、2008年発売の「モンスターハンターポータブル2ndG」がさらに伸長。出荷本数が350万本を超えた今でもさらに売り上げを伸ばしている。ニンテンドーDSやWiiの有力タイトルを見ても、Wi-Fiなど通信を利用した仕掛けのものが今のゲーム業界を牽引しているといって過言ではない。 そういった状況の中、ソニー・コンピュータエンタテインメントは、Wi-Fiの利用を前面に押し出したPSPの派生モデル「PSP go」を2009年11月3日に投入した。これは従来のゲーム機とは異なり、ゲームや映像、コミックなどすべてのコンテンツをインターネット上でのダウンロード販売で入手し、内蔵の16GBフラッシュメモリーに保存するという点が特徴だ。 近年発売されたゲーム機の多くはWi-Fiなどのネットワーク接続に対応し
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