養豚場で豚コレラが発生した岐阜市内で死んでいるのが見つかった野生のイノシシについて国の機関が詳しく調べた結果、養豚場のブタから検出されたのと同じタイプのウイルスに感染していたことが農林水産省への取材でわかりました。岐阜県は感染の拡大防止に努めるとともに、感染経路を調べています。 農林水産省によりますと、国立研究開発法人の農研機構=農業・食品産業技術総合研究機構がイノシシの血液を詳しく調べた結果、養豚場のブタから検出されたのと同じタイプのウイルスに感染していたことがわかったということです。 このウイルスは、これまでに国内では確認されたことがないタイプだということで、農林水産省は海外から侵入した可能性が高いとみています。 岐阜県は引き続き感染の拡大防止に努めるとともに、感染経路を調べています。