インタビューと文章: 榎並紀行写真提供:安曇野市役所 商工観光スポーツ部 観光課 近年、ライフスタイルや働き方の多様化に伴い、地方への移住が若い世代から注目されています。また、都市部ではなく故郷で暮らし続ける選択が見直される動きも。さらに現在は、大都市で暮らしながらも、地方での暮らしにポジティブな印象をもっている人は多いはずです。シリーズ「ジモトグラフィー」では、故郷で暮らし続け地元の魅力を発信、また移住によって新たな“地元”と出合い、可能性を模索する若者世代に地方で暮らす理由を伺いながら、実際に住んで感じたリアルな声に耳を傾けていきます。 雄大な北アルプスの裾野に広がる、長野県安曇野(あづみの)市明科(あかしな)地区。年間を通じて降雨量が少なく、冬でも雪があまり降らないため、青々とした空が広がるこの地に、2018年、新しいワイナリーが誕生しました。安曇野市出身の齋藤翔さん、小諸(こもろ)
