毎年12月と1月は浴槽内で気を失うなどして溺れる人が増えます。昨年1年間で家庭の浴槽で溺れて亡くなった人は5,004人でした。寝落ちした経験者まで入れれば、実は誰もが浴槽内溺水の予備軍だと言えます。いざという時、助かるために自分でできることがあります。そして家族にできることがあります。 重要なことは呼吸の確保 浴槽内溺水とは、寝落ちを含めて気を失った、急病で気を失ったなどが原因で口と鼻が湯面についてしまって、お湯を吸うなどして窒息する状態です。つまり、窒息しなければ助かる可能性がある事故で、浴室内で発生する様々な急病や事故のうちの一部を構成します。 だからこそ、重要なことは救急車が来るまでに呼吸を確保することです。呼吸の確保のために、自分自身の努力と家族の努力と、それぞれ役割分担があります。実際の実技はとても簡単ですから、ぜひ覚えておいてほしいと思います。 【参考】4歳児までの幼児浴槽内溺
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