アニメやゲームのキャラクターをボディーに塗装した「痛車」と呼ばれる車を集めた「館林駅前コスプレ&痛車イベント」が7日、群馬県館林市城町の市役所東広場で開かれた。 奇抜なデザインの車が目をひき、大勢の見物人で終日にぎわった。 「痛車」という名前の由来は「見ていて痛々しい」から。「オタク」を自認するファンが、自らの趣味を自虐的に表現した。この日は県内外から約150台の「痛車」が集結し、「新世紀エヴァンゲリオン」など人気アニメのキャラクターの絵柄を披露した。 同イベントの開催は2回目。全国各地でアニメにちなんだ街おこしが進む中、「オタク」の常連客を持つ東武線館林駅前のアイス店「ジェラートの丘」の店主岡達典さん(28)が今年2月、「館林でもオタクのイベントをやろう」と発案。4月に続いて2回目の開催にこぎ着けた。