被災地で活動するNPOなどを支援するため中央共同募金会が全国から受け付けている去年9月までの半年間の義援金が、おととしの同じ時期に比べて5分の1に減少していることが分かりました。 被災地では資金不足に悩む団体が相次いでいて、義援金の減少で被災地での支援に影響が広がる可能性が出てきています。 中央共同募金会は、被災地で活動するNPOやボランティアグループなどの団体を支援するため、震災直後から義援金を受け付けていて、去年9月までに合わせて37億9000万円余りが寄せられ、申請のあった団体に提供しています。 しかし、去年9月までの半年間に寄せられた義援金は6億1000万円余りと、おととしの同じ時期と比べて5分の1、23億円余り減少していることが分かりました。特に去年9月以降は、1か月で1000万円余りにとどまっているということです。 被災地で活動する団体の多くは無償で支援を続けていますが、被災地