麻生太郎財務相は11日の衆院財務金融委員会で、福田淳一前財務事務次官のセクハラ問題を巡り、女性記者にはめられた可能性が否定できないと述べた午前の答弁を不適切だったと認め、撤回した。「不用意な話で、セクハラを妙に軽んじていると指摘を受けた。以後注意したい」と陳謝した。 午前の委員会では、女性記者にはめられた… この記事は有料記事です。 残り170文字(全文324文字)
金沢龍谷高校(金沢市上安原町)の野球部で4月、1年生の男子部員に対し、男性監督(40)による不適切な言動の指導があり、同校が男性監督を謹慎処分としていたことが10日、わかった。 石川県高野連を通じて事態を把握した日本学生野球協会は11日、審査室会議を開いて同校への正式な処分を決める。 同校によると、4月1日午後、ノックの練習中に、男子部員の集中力が欠けていると感じた男性監督が「ボールが頭に当たったら死ぬぞ」などと発言した。言動にショックを受けた男子部員は翌2日から練習を休み、母親が同校に経緯を説明した。男子部員は現在も不登校の状態が続いている。 学校側は男性監督や他の部員、母親から事情を聞いた上で、「発言は生徒の命を守るためのものだったが、言い方が部員に不安感を抱かせる不適切なものだった」と判断。4月4日から男性監督を部活での指導を禁じる謹慎処分とし、同月7日付で県高野連に報告した。男性監
ハリル氏 日本協会を相手に提訴へ 金銭補償望まず「謝罪」「解任の説明」要求
愛媛県今治市への加計(かけ)学園の獣医学部新設計画をめぐり、10日に国会に参考人招致された柳瀬唯夫・元首相秘書官の答弁について、愛媛県の中村時広知事は11日、定例記者会見で改めて批判し、会見後に柳瀬氏の名刺を公開した。柳瀬氏の発言として「本件は、首相案件」と記した県職員作成の文書と、答弁の内容に食い違う部分があったため、職員に詳しい報告を求めていた。 県の文書は、柳瀬氏が2015年4月2日に首相官邸で県や今治市の職員と面会した際の記録。中村知事は記者会見で「(柳瀬氏の)一部の発言は愛媛県の信頼に関わる。一般論として真実ではないこと、極論で言えばウソで、他人を巻き込む」と述べた。 柳瀬氏は国会で、加計学園の関係者との面会は認める一方、県と今治市の職員については「今でもわからない」「いたのかもしれない」と主張した。中村知事は「会った会わないでこんなに引きずらないといけないのか」と批判し、当時職
安倍首相、札幌五輪招致に意欲=総裁3選へ地方票固め 自民党北海道連の会合会場に向かう安倍晋三首相(左から2人目)=10日午後、札幌市東区 安倍晋三首相(自民党総裁)は10日、札幌市内で開かれた自民党北海道連の会合に出席し、札幌冬季五輪・パラリンピックの招致や道産のコメ輸出振興などに意欲を示した。首相は先月には党大阪府連の会合にも出ており、秋の総裁選で3選を確実にするため地方票を固める狙いがある。 石破氏、岸田派に秋波=政策「似た方向」 首相は来日した中国の李克強首相に同行する形で北海道を訪問。通常国会会期中で、かつ李氏のもてなしの合間に党地方組織の会合に出るのは異例の対応だ。 首相はビール園で開かれた非公開の会合で、道議や札幌市議らと懇談。出席者によると、札幌市が2026年以降に目指す冬季五輪招致について、首相は「政府として力を入れる」との考えを示した。また、首相は9日の日中首脳会談の結果
国民民主党の大塚耕平共同代表が9日の党会合で、「あまり偏った野党では、政権に絶対近づけませんので、ずっと野党でいる気なら、どうぞあちらに行ってくださいという感じだ」と述べた。政権との対決姿勢を明確にする立憲民主党を念頭に置いた発言と誤解されたとして、大塚氏は10日朝、立憲の枝野幸男代表に電話で謝罪した。枝野氏は「気にしていません」と応じたという。 大塚氏が同日の記者会見で明らかにした。 大塚氏は「野党がバラバラでは政権には近づけないという趣旨だ」と釈明した。立憲との溝が深まり、野党連携の障害になるとの懸念に対しては、「(枝野氏とは)大変仲良くやっている。ゴールデンウィーク中も一緒にご飯を食べたし、大丈夫だ」と否定した。会合は非公開だった。 国民、立憲はいずれも旧民進党系の議員が多く、大塚氏が国民を結党する際、立憲に参画を呼びかけて断られた経緯がある。
財務省の福田淳一・前事務次官のセクハラ問題をめぐって、麻生太郎財務相が「セクハラ罪っていう罪はない」と発言したことについて、野田聖子総務相兼男女共同参画担当相が10日の衆院総務委員会で、「適切な表現ではない」と述べた。共産党の本村伸子氏の質問に答えた。 野田氏は「いじめ問題」を例に挙げ、「『いじめ罪』がないっていう議論はない」と指摘。そのうえで、「そういうことを学習してきた人からすると、決して適切な表現ではないということは明らか」と麻生氏の発言を批判した。 麻生氏は4日に訪問先のフィリピンで記者会見し、セクハラ問題について「セクハラ罪っていう罪はない」「殺人とか強(制)わい(せつ)とは違う」などと発言。各地で抗議行動が起き、批判されたが、8日の閣議後記者会見でも「事実を申し上げている」と反論した。
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