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地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の調査報告書に事実と異なるデータが記されていた問題で、防衛省は7日、秋田魁新報社の取材に対し、パソコン上で水平距離と高さの縮尺が異なる地形断面図を作成して紙に印刷し、その紙上を定規で測って角度を求めたため誤りが生じたと説明した。地図の専門家は「国民に対する説明資料を作っているとは思えない、あまりに稚拙な過ちだ」と批判している。 防衛省戦略企画課の説明によると、配備候補地である新屋演習場の代わりになり得る国有地を検討する際、担当職員は次のような作業を行ったという。 まず、パソコン上で作成した国有地から近くの山までの断面図をプリンターで印刷。国有地から山頂までの間にレーダー電波を遮る障害がないかを紙の上で確認した。 続いて、遮蔽(しゃへい)となる尾根などがあった場合はそこの標高、ない場合は山頂の標高、さらに国有地までの水平距離を紙の上で定規を使って計
議員「未婚市長とは議論できない」 大館市議会、懲罰委設置 秋田県大館市の3月定例議会で29日、一般質問した相馬ヱミ子議員が、福原淳嗣市長に対し「まだ結婚もしていない。子どももいない。これでは同じ土俵で議論できない」と発言した。不適切だとして議会は同日、懲罰特別委員会(虻川久崇委員長、7人)を設置、戒告処分にすべきと決めた。相馬議員は取材に対し「決して市長を批判する意図はなかった」と話した。 発言があったのは、市内の保育士不足に関する再質問の際。相馬議員は、保育士の資格を持っていながら職に就いていない「潜在保育士」の活用に向け、処遇改善と正職員としての保障の必要性を強調。考えを求められた福原市長は「早く方針を決めていきたい」と答えるにとどまった。 これに対し、「同じ土俵では無理」との発言が飛び出し、さらに相馬議員は「市長にはぜひ、この任期4年間の間に結婚でもしてもらい、またあらためて議論
医療費重荷、受診ためらい死亡 県央部の60代女性 秋田県央部の60代女性が昨年秋、医療費の支払いを負担に感じて医療機関の受診をためらい、がんで亡くなっていたことが明らかになった。亡くなる直前に救急搬送されたものの、手遅れだった。女性は国民健康保険の保険料(税)を滞納し、医療費を窓口でいったん全額支払わなければならない「被保険者資格証明書(資格証)」の交付を受けていた。 昨年秋の夕方、女性は近くに住む親族を通じて「自宅で動けなくなった」と119番した。秋田市の中通総合病院に救急搬送され、末期がんと判明。手術ができないほど進行していた。 女性はそのまま入院し、同病院医療福祉相談室の医療ソーシャルワーカーに「以前、腫瘍があると診断を受けた。ただ、医療費が払えないので通院しなかった」と打ち明けた。 女性はアパートに1人暮らしで、パートを二つ掛け持ちしていた。支払う保険料は月1万3千円程度だっ
またも常勤医が辞意、上小阿仁村 着任1カ月足らず 先月12日に上小阿仁村国保診療所長として着任したばかりの西村勇医師(71)が、「体調が思わしくないので、後任を探してほしい」と村に辞意を伝えていたことが6日分かった。 村内唯一の医療機関である同診療所はただ1人の常勤医の所長が定着せず、前任を含む3人は連続していずれも1年ほどで辞意を示し、今回は1カ月足らずでの辞意となった。 中田吉穂村長は秋田魁新報社の取材に「健康面を心配したが、本人が健康に自信があると言っていたし自己管理できていると思っていた。突然で驚いた」と話した。西村医師は取材を拒否し、病名などを明らかにしていない。
十和田湖岸にキリスト像!? 水位低下で出現、話題に ※写真クリックで拡大表示します キリスト像に見える御倉半島西岸の岩(中央)=12日 秋の観光シーズンの盛期を迎えている十和田湖で、キリスト像のように見える湖岸の岩が話題になっている。普段は水中に沈んでいるが、ことしは少雨による水位低下で岩全体が出現、観光客から「キリストそっくり」「神秘的」などの声が上がっている。 キリスト岩があるのは青森県側の御倉半島の西側岩壁。遊覧ボートでしか見えない高さ2メートル、幅1メートルほどの岩の亀裂に、高さ1メートル半ほどの細長い石が立っている。 上端に生えるコケが肩まで垂れている長髪のように見えるほか、地衣と呼ばれる白いコケが顔を描くように付着。岩の凹凸は胸の前で手を合わせているようだ。 湖畔の宇樽部地区(青森県十和田市)でゴムボートの遊覧事業を行っている「グリランド」の佐藤貢代表(38)が昨年8月下
県が写真公開 プーチン大統領からの猫 ※写真クリックで拡大表示します プーチン大統領から佐竹敬久知事に贈られる予定の「シベリア猫」(県提供) 県は12日、ロシアのプーチン大統領に贈った秋田犬「ゆめ」の返礼として佐竹敬久知事に贈られる「シベリア猫」の写真を公開した。柔らかそうな長い体毛が特徴だ。 寄贈されるのは、ロシア国内で2月に生まれたシベリア原産の長毛種「サイベリアン」の雄。8月26日に成田空港に着いた。同空港で到着を確認した県の担当者は「気品があり、(猫を連れて来た)駐日ロシア大使に抱かれている間もおとなしかった」と話している。 写真は同空港にある農林水産省動物検疫所成田支所の職員が同日撮影し、メールで県に送った。猫の頭と手足、胴体の体毛は茶色が交じった灰色、しっぽは茶色。県によると、現在の体長は約40センチ。 国内に持ち込むには狂犬病の予防接種後の経過観察が必要なため、現在は同
大仙の住民、岩手のがれき視察 プラントの安全性など質問 ※写真クリックで拡大表示します がれきの選別・破砕プラントを見学する住民 東日本大震災のがれき受け入れを決めた大仙市は16日、処分場周辺の住民を対象としたがれき仮置き場の見学会を岩手県宮古市の藤原埠頭で開いた。住民18人が参加し、先月23日に稼働したがれきの選別・破砕プラントや東京都の搬出作業を視察。岩手県の担当者ががれきの安全性を説明した。 栗林次美市長は先月30日に受け入れを表明した。本県と岩手県が締結した広域処理の基本協定に基づき、花館地区にある大仙美郷環境事業組合の焼却施設で可燃系がれきを年間2600トン処理し、南外地区の最終処分場に埋め立てる計画。期間は4月から2年間で、沿岸北部4市町や災害援助協定を締結している宮古市からの受け入れを予定している。 見学したのは、がれきを積み込んだコンテナの放射線量を測定する作業や、プラ
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