新海誠「秒速5センチメートル」をよーやく観賞。ま、劇場で見ないのも正解だったかな、といったところ。これは別に否定的な評ではなく、相変わらずの彼の画風はくっきりとしたディスプレイで間近に見たほうが楽しいのが一つ、観劇直後にちょっと見返したくなるような箇所があったのが一つ。これが大感動の作品であれば、映画館で一切外界から遮断された状態で観賞、誰憚りなく泣くというのもアリだったのだけど。 総評は、えーと。「ピュアに妄想するのはいつだって男のほう」あるいは「見果てぬ夢を見てしまうと普通は不幸になる」という身も蓋も無いオハナシなので、どちらかと言えば個々のシーンの美しさを堪能する作品かな。美しさとは別に映像美というだけでなく、シチュとしての綺麗さを含んだカット毎の美、というか。全体のストーリーは、何と言うか福井晴敏を思い出させる──中身がではなく、持ち味が微妙なマンネリズムを生んでいる、という辺りが
最近製作・頒布したとらドラ小説本を題材にお届けしている「簡易版・同人誌の作り方実録編」、第3回ではようやく「印刷所」が登場する。それでは、目次に続いてちゃきちゃき行ってみよー。 第1回 着想から計画まで「大河かわいいです」 第2回 計画フェイズ「イベントドリブン」 第3回 仕様&印刷所策定「デッドライン」(この記事) 第4回 仕様最終設計「原稿着手、その前に!」 3.計画確定&仕様策定:印刷所から始まる恋 前回までのステップで、「合わせ」で初売りするイベントに目処が立った。当たり前だけど、本はそのイベント日までに刷り上がり、現地に持ち込める必要がある。となれば、自分の製作時間見込みはともかくとして、絶対的に自分の都合では動かせない時間について考えねばならない──つまり「印刷期間」だ。 というわけで、ここで印刷所に「そのイベント合わせの印刷締切日はいつか」を確認することになる。ま、これは印刷
最近作成した本を題材にお届けしている「簡易版・同人誌の作り方実録編」、前回は「着想を得て企画を漠然と認識する」ところ、そして「まずは出すイベントを考え予定を立てよう」というところまで書いた。「まず作る!」より先に「まず計画!」という辺りに違和感を覚える方もいるかもしれないが、ま、平凡人の意欲を考えるとこれが妥当なのである:) 以下目次。 第1回 着想から計画まで「大河かわいいです」 第2回 計画フェイズ「イベントドリブン」(この記事) 第3回 仕様&印刷所策定「デッドライン」 第4回 仕様最終設計「原稿着手、その前に!」 2.計画(承前):イベントドリブン! というわけで「イベント合わせ」のための「イベント選び」だが、あまり深く考えることは無い。「申込締切や実際のイベント日までの日数と、執筆期間+印刷期間の兼ね合いをとり、直近で面白そうなイベントに決める」と、一言で語ることも出来る。 それ
以前「同人誌の作り方を全プロセス書くぜー」と呟いてから、5ヶ月が過ぎた。記事はまだ無い。 ……このままではお蔵入り間違いなし、同人同志を増やすという如星の夢も儚く潰えることになる! そこで、ちょうど今回作成した「とらドラ!」小説本(詳細)を題材に、この一冊の製作の流れを軽くまとめてみることで、来るべき「同人誌の作り方」の概略になる事を期待しようではないか同志諸君。まだ頒布部分が終わってない(来月6日です。よろしゅう!)けど、そこは過去からの経験と願望を込めるということで一つ。 では早速行ってみましょう。以下目次など。 第1回 着想から計画まで「大河かわいいです」(この記事) 第2回 計画フェイズ「イベントドリブン」 第3回 仕様&印刷所策定「デッドライン」 第4回 仕様最終設計「原稿着手、その前に!」 1.着想と企画:漠然とした見通しが立つか否か 大河かわいいです。 ……いや同人誌製作の動
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