中国国家統計局は17日、2022年末の総人口が21年末比85万人減の14億1175万人だったと発表した。中国は人口減少社会に突入したことになる。中国で人口が減るのは、毛沢東が主導した食料や鉄の大増産運動「大躍進」(1958~61年)が失敗し、多くの餓死者が出た61年以来61年ぶり。 22年の出生数は956万人で前年から106万人減少し、6年連続で前年を下回った。出生数が1000万人を下回ったのは49年の建国以来初めて。 人口1000人当たりの出生数は6・77人と、過去最低だった前年(7・52人)を下回った。死亡数は1041万人(前年比27万人増)で、1000人当たりの死亡数は7・37人(同0・19人増)。
![中国、2022年末の人口は14億1175万人 人口減少社会に突入 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6d131dda251b498ea0f9221d9bed7cd61df77f9b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2023%2F01%2F17%2F20230117k0000m030047000p%2F0c10.jpg%3F1)