sedコマンドとは? 「sed」は「Stream EDitor」の略で、「sed スクリプトコマンド ファイル名」で、指定したファイルをコマンドに従って処理し、標準出力へ出力します。ファイル名を省略した場合は、標準入力からのデータを処理します。sedコマンドでは、パイプとリダイレクトを活用するのが一般的です。
sedコマンドとは? 「sed」は「Stream EDitor」の略で、「sed スクリプトコマンド ファイル名」で、指定したファイルをコマンドに従って処理し、標準出力へ出力します。ファイル名を省略した場合は、標準入力からのデータを処理します。sedコマンドでは、パイプとリダイレクトを活用するのが一般的です。
本稿ではよく使用されるRDBMSとしてOracle Databaseを例にします。使用するRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)によって実際のファイルや機能の名称は異なりますが、仕組みや考え方はどのデータベース製品でも共通です。 1:データベース 1つ目の構成要素である「データベース」は、ディスク領域のOSファイルによって構成されています。 ファイルに格納されるデータの大部分を占めるのが表データです。例えば、商品表や在庫表のような、複数のユーザーが共有利用するデータのことです。この他に、障害から復旧するための「変更履歴」や、データベースに関する「管理情報」などが格納されています(図2)。 表データを格納するファイル このファイルには、ユーザーが普段共有利用する表データが格納されています。表データを検索したり、変更したりする場合は、その表データが格納されている各ファイルにアクセ
WebRTCで変わるWebの未来 QCon Tokyo 2013のモバイル/HTMLカテゴリの2つ目のセッションは、吉川徹氏による「WebRTCで変わるWebの未来」。 冒頭では、吉川氏より「WebRTCについて多少でも知っているか」と参加者に問い掛けたところ、3~4割の参加者が挙手。WebRTCについて初めて聴講する参加者も多かったため、吉川氏は基本的な部分も含めた形で話を展開した。 WebRTCとは 講演は、WebRTC(Web Real-Time Communications)についての話から始まった。ここでは、「Webブラウザ上でリアルタイムコミュニケーションを実現するために使用されていること」「双方向性のあるコミュニケーションを必要とするさまざまなアプリを開発できること」の2点がWebRTCの特徴であることが語られた。 デバイスのカメラにアクセスして画像をWebブラウザに表示する
今回のディストリビューション: CentOS 5.2 ■問題を解く鍵【3】【4】 【3】ハードウェアクロックとシステムクロックの時刻設定/表示コマンドの使い方を把握しておく dateコマンドでシステムクロックの時刻を表示/設定できます。 dateコマンドは表示形式を書式指定できます。書式指定を「+」で始めると現在の時刻を完全な日付で表示します。また基準日からの相対的な日数での指定や表示もできます。 %H→ 時 (00-23) %M→ 分 (00-59) %S→ 秒 (00-60) %s→ 1970-01-01 00:00:00 UTC からの秒数 %T→ 時刻、24 時間 (hh:mm:ss) %d→ 月内通算日数 (01-31) %b→ ロケールの省略形の月名 (Jan-Dec) %B→ ロケールの完全表記の月名 (January-December)
Android 4.x時代のアプリにないと残念なActionBarとは:Androidで動く携帯Javaアプリ作成入門(41)(2/3 ページ) Compatibility packageを使わずに実装する ActionBarはAndroid 3.0(API Level 11)以上で使用可能な機能です。ただし、連載第25回「Compatibility packageで2.x系でもマルチサイズ対応」の「便利なFragmentsをAndroid 2.x系でも」で紹介したCompatibility packageを使用すれば、それよりも前のバージョンでも利用可能です。 今回の記事では、簡単なサンプルのためにCompatibility packageは扱っていませんが、ADTのウィザードで生成したプロジェクトはCompatibility packageを使用したソースコードが出力されるようになって
ファイル名の一部に、そのファイルを作成した日時を付けるには、バッククオートを使用する。バッククオートを使用すると、コマンドの出力を文字列として扱うことができる。そこで、バッククオートと日付を表示するdateコマンドを組み合わせれば、ファイル名に日付を入れることができるようになる。 まず、dateコマンドの出力結果について考えてみる。引数を指定しないでdateコマンドを実行すると、以下のような結果が表示される。
TCP/IPネットワークは、「ルータ」によって相互に接続されたネットワークの集合体である。各ネットワークにはIPアドレスが割り当てられたコンピュータが接続され、それらのネットワークがさらにルータ(正確にはIPルータ)によって相互に接続されて、より大きなネットワークとして機能している。今回は、このルータとIPルーティングについて解説する。 ルーティングとルータ TCP/IPにおける通信の基本単位は「IPパケット」である。IPパケットの詳細は次回解説するが、IPパケットには、パケットを送信する相手を表す「あて先IPアドレス」と、送信元を表す「送信元IPアドレス」、そして送信するデータ(および制御用データ)が含まれている。TCP/IPでは、この「IPパケット」をルータ間で次々と中継することにより、ネットワーク上のすべてのノードが相互に通信できるようになっている。 ルータによって相互接続されたTC
プルリクエスト/レビューを取り込んだ、よりシンプルなGitHub Flowの運用を図解する:Gitブランチを使いこなすgit-flow/GitHub Flow入門(終)(1/2 ページ) 数回にわたってgit-flowとGitHub Flowを使ったGitの活用テクニックを紹介します。最終回は、GitHubが採用している、git-flowよりシンプルな構成のブランチ管理フローについてです。5つの運用ルールや開発の流れを図を交えて解説します。 本連載「Gitブランチを使いこなすgit-flow/GitHub Flow入門」では、これまでgit-flowについて解説してきました。git-flowはプロダクトを厳格にリリースすることを念頭にフローが考えられていますが、プロジェクトによっては、冗長過ぎると感じることもあるかもしれません。本連載の最終回となる今回は、git-flowに比べシンプルなブ
MRTGの設定ファイル ここまででMRTGが動作するようになったはずですが、よりMRTGを使いこなすために、ここで設定ファイルの主要な項目を紹介します。 主なグローバル設定項目 多くの設定項目が「設定項目名[識別子]」のように表記され、「識別子」で表される情報ごとにMRTGの設定項目を定義する必要があります。この識別子は、MRTGによって作成される一連のファイル群(識別子「.html」「.log」など)のファイル名に利用されます。前述したように、cfgmakerを利用した場合は「監視対象ホスト_I/F番号」が識別子として利用されています。 以下の4つの項目はMRTGの設定ファイルに必須の項目なので、必ず記述してください。 Target[識別子]:監視対象となるイーサネットポートの「ポート番号:コミュニティ名@アドレス」 MaxBytes[識別子]:そのポートの転送許容量(byte表示) T
インターネットの利用が普及した現在、その利用方法で最も一般的なものとして挙げられるのはWebとメールだろう。言い換えれば、インターネットを利用するアプリケーションの中で、最も普及しているのはWebブラウザとメーラである。Internet Explorer(以下、IE)やNetscape Navigator(以下、NN)などのメジャーなWebブラウザのほとんどが「SSL対応」という形で、また、OutlookやNetscape Messengerといった主要なメーラは「S/MIME対応」という形でPKIの実装がなされている。 今回は、この最も身近なPKIの実装ともいえるSSLについて見ていきたい。 “セキュア”な通信を実現するSSLとは? SSLとはSecure Sockets Layerの略で、Netscape Communications社が提唱しているプロトコルだ。現在その仕様はVers
ドメイン名のツリー構造は委任によってゾーンに分割され、分散管理されています。SOAレコードはこれらの分割されたゾーンそれぞれのオーソリティ情報が記されているレコードです。SOAはStart Of Authorityの略で、「権威の開始」という意味になります。 BINDではゾーンファイルの先頭、デフォルトTTLの指定の後に書くことになっています。また、SOAは委任に関するオーソリティ情報を記すものであり、各ゾーンの委任されたドメイン名に関連付けられます。 SOAレコードはゾーンファイルの中では、リスト1のように記述されます。 @ IN SOA ns1.example.jp. postmaster.example.jp. ( 2003081901 ; Serial 3600 ; Refresh 900 ; Retry 604800 ; Expire 36
今回は、そのかんたんログインの問題点について説明します。 「契約者固有ID」を用いるかんたんログイン かんたんログインとは、携帯電話の「契約者固有ID」を用いたログイン手法です。 第1回で説明したように、携帯電話のブラウザのリクエストヘッダには契約者固有IDと呼ばれるIDを付けることができます。契約者固有IDは、携帯電話事業者によって詳細は異なりますが、すべての携帯電話事業者が対応しています。 図1は、NTTドコモの携帯電話がサポートしている契約者固有IDである「iモードID」がサーバに送信される様子です。この情報は、ユーザーがそれと意識することなく送信されます。携帯電話のかんたんログインとは、契約者固有IDのみを用いて認証を行い、ログイン機能を実現することです。 かんたんログインは、ベーシック認証のようにIDとパスワードを管理する必要もなく、Cookieのように対応する端末を考慮する手間
連載目次 プッシュ通知とは? なぜ開発者はアプリにプッシュ通知機能を搭載するのか スマートデバイスにおける「プッシュ通知」はアプリにとって欠かせない機能の一つであり、メールマガジンと同様に重要な集客ツールです(図1)。スマートフォンをお使いの方でしたら、一度はプッシュ通知を受け取ったことがあるのではないでしょうか。 プッシュ通知はユーザーがスマートデバイスを起動していなくても通知を送ることができる仕組みであり、以下の特徴があります。 開くと直接アプリを起動するためアクションにつながりやすい アプリをインストールしているユーザーのみに届くため開封率が高い 上記のような特徴から、プッシュ通知は以下の用途で使うことが多くなります。 リアルタイムな情報配信 直接アプリ起動につながるため、ニュースなどリアルタイム性の高い情報の配信に向く ユーザーのアクティブ率向上 開封率が高いため、定期的にアプリを
データベースからの抽出結果をJavaBeansクラスにセットする データベースへの接続・操作を担当するのは、JavaBeansクラスBookInfoの役割です。BookInfoクラスのgetBookInfosメソッドでは、書籍情報テーブル(bok_inf_tbl)の内容を配本日(publishedフィールド)降順で抽出し、取得した結果セットを後続のビュー(BookView.jsp)に引き渡します。 ただし、取得した結果セットをそのまま「.jsp」ファイルに引き継いでも、「.jsp」ファイルではこれを扱うことができません(もちろん、スクリプトレットなどを利用すれば可能です)。後続の「.jsp」ファイル内において、「Strutsタグライブラリ」だけで結果セットの内容を処理するには、結果セットからJavaBeansクラスの配列を作成しておく必要があるのです。Strutsでは標準的に結果セット(R
4月15日、Unity主催の公式カンファレンス「Unite 2013」が東京で開催された。ゲーム開発エンジン「Unity」は、インタラクティブな3Dコンテンツを作成するための直感的なツールとして近年急激な盛り上がりをみせており、カナダ・バンクーバーのほかアジア各国でもイベントが開催されている。今回は、東京で開催された「Unite 2013」から、山本一郎氏の「プロジェクト炎上のメカニズムと早期発見、行うべき処理の概論」をレポートする。 「炎上」とは何か? 山本氏は、炎上を「現状のままでは時間、人員、予算を突っ込んでも求めるべき完成度が上がらないという状態」と定義する。つまり、デスマーチどころかそれ以前の状態を指す。デスマーチは皆で頑張れば何とか納品には漕ぎ着けられるが、炎上はモノが完成しない。やればやるほどチームはダメになっていき、やればやっただけ進捗がマイナスになる状態――それが、炎上で
「Vagrant」って何ぞ?(・o・):Vagrant開発者 Mitchell Hashimoto氏に聞いた 仮想の開発環境作成ツールとして人気が高まっている「Vagrant(ベイグラント)」。その開発者であるMitchell Hashimoto(ミッチェル ハシモト)氏が来日するとの情報を聞き、2013年7月12日、VOYAGE GROUPで行われたミートアップに駆け付けた。 「Vagrant」とは Vagrantとは、違う環境に移行可能な開発環境を簡単に構築・管理し、配布することができる開発環境作成ツール。「ほんの数行書くだけで開発用の仮想マシンを構築できる」という優れものだ。 Vagrantのビジョンは、「開発者とシステム管理者にとって最高の『開発フロー』を提供すること」。Vagrantをダウンロードして「vagrant up」と入力し、実行するだけでそれが可能となる。 システム管理
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