ジョギングを始めてしばらくし足を痛めた筆者が、人間は走るのに向いた生物でない(走るのは体に悪い。足を痛めるから)ということは本当か?と疑問を持つ事から始まる本書。 以下の3つのストーリーが絡み合いながら進む。 1)筆者及びウルトラマラソンに出る一流のランナー達が、南米に住むタウラマラ族とのレースを行うまで 2)山道を丸2日間走り続けるというタウラマラ族の歴史と、その生活について 3)人間と走ることへの様々な研究者の研究内容 ◆人は、走るために生まれてきた! 「BORN TO RUN」 クリストファー・マクドゥーガル (著)、 近藤 隆文 (翻訳)。日本放送協会出版。2010 以下、いくつか印象に残った部分を。 ------------------------- ・筆者がタウラマラ族ではないが、彼らに近いところで生活をした人物から始めて走る手ほどきを受けた場面で 「・・・私は彼がすることをそ
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