【読んだきっかけ】 なんとなくタイトルに惹かれて。 『6度目の大絶滅』 エリザベス・コルバート(著)、鍛原多惠子(訳)。NHK出版。2015 【内容】 かって地球上では5度の生物の大絶滅が発生し、まさに今6度目の大絶滅が急速に進行している。。。 人類によって引き起こされているこの大絶滅の状況を記述し、翻ってそれが人類にどう影響を及ぼすかを考察する一冊。 乱獲であったり、化石燃焼の大量消費による温暖化や海の酸性化、人の移動による生物や菌などの長距離かつ迅速な移動。。。こういった、今までの生物の進化や適応を超えた変動が、それぞれの生物を滅亡させ、地球全体では「大絶滅」といっていい状況を生み出している。 そして、その大絶滅はもしかしたら人類自身にも跳ね返ってくるかもしれない。 今まさに進行中の膨大な種の急速な絶滅。いくつかの種に焦点をあてながら、その原因を探る章(第1章 パナマの黄金のカエル、第