普及版 モリー先生との火曜日/ミッチ・アルボム ¥998 Amazon.co.jp 前回読んでいた本のなかで紹介されていた本を読んでみました。 著者が恩師モリー先生と再会するのですが モリー先生は難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気になっていました。 全身の筋肉がどんどん使えなくなり、最後には呼吸すら人工呼吸器に頼らなければならなく病気です。 著者は、毎週火曜日モリー先生の所に通うのですが 先生からの特別な講義を受ける事になります。 先生からの命の授業です。 私の知人にも同じ病気を患っている人がいるのですが 将来に向かって、どんどん進行して行く病気と向き合うという事は 本当に辛いことです。 常に死と向き合うという事は、人間を成長させるものなのでしょうか? 彼女も人工呼吸器をつけていますが 人間として魅力的で素敵な人です。
みんなが輝ける家都会の真ん中で小1娘、年少息子、同い年オットとぎゅーぎゅーで暮らしながら、生きています。 不妊治療を経て、何とか母ちゃんやってます。
梅一輪、一輪ほどの 暖かさ 玄関先の梅も咲き始めましたが 春はまだまだ先のようで寒い日が続きます。 薪ストーブをがんがん焚いて部屋の中で冬眠しています。 本を読んだ時は満足したか、物足りなかったか。 最後は成程と思うか、「えー」と驚くか ミステリーなどは最後にどんでん返しがあって、それはそれで納得できますね。 歌野晶午のミステリー 「葉桜の季節に君を想う」も最後は本当にびっくりものでした。 正月に読んだ本のひとつ 「エドガー・ソーテル物語」も読んだ後 どう整理すればいいのか戸惑った本でした。 作者の筆力と金原さんの名訳に圧倒され すいすいと読んだのです。 ソーテル犬を育てる家族の物語 口の利けない主人公の成長の物語 父親を殺し彼等の家に入ってきて 母親と懇ろになった父の弟への復讐の物語 でも最後は彼等を取り巻く人々が全て 主人公を含めて死んでしまい 残ったのはソーテル犬、十数匹 彼等は指導
私を宇宙に連れてって 無重力生活への挑戦 メアリー・ローチ著 池田真紀子著 アメリカ人女性サイエンスライターが好奇心の赴くまま「地球に居ながら宇宙を体験」した本。普段の報道では触れないような内容が盛り沢山で楽しく読める。 口が堅いことで有名な宇宙開発研究機関の扉をこじ開けて、なかなか知ることができない宇宙研究や訓練について楽しく突撃取材している本。 著者は、アメリカ人女性ジャーナリストで、本書を含め何冊も全米ベストセラー入りしている。 最初の章で、JAXAの宇宙飛行士選抜試験に密着取材していた。 これは前に読んだ『宇宙飛行士選抜試験』 を違う方向から見たものだと思い、興味深く読んだ。 今まで、宇宙酔い・排泄などマイナスイメージにつながるようなことはあまり報道されてこなかった。 NASA等もそういったことは隠ぺいしている。 なぜなら、ただでさえ不足がちな予算をさらに削られることへの恐怖からだ
人は精神的につらいとき、嫌な気持ちを忘れるために気分転換をしようとします。 これは人間だけでなく、動物も同じだと本の著者である動物学者 テンプル・グランディンは書いています。 ワシントン州立大の神経学者 ジャーク・パンクセップ博士は、4つの最も大切な情動システムがあり、それら 「探索」 「怒り」 「恐怖」 「パニック」 についての研究結果を詳しく述べています。 「探索」 とは 「自分の身の回りを探検し、調べ、理解したいという基本的な衝動」であると言います。 子供の頃大好きだったアニメ トムとジェリー の トム のように、ネコがネズミをに忍び寄るときの行動は 「探索」システムに駆り立てられているのです。 今考えると、ジェリーの情動システムも 「パニック」 や 「恐怖」 ではなく 「探索」システムが働いていたのでしょうね! トムをからかって振り回すことが、ジェリーの達成感を満たすので、イタズ
今年も盛況だった東京マラソン。相変わらず続くランニングブーム。以前装丁に惹かれて手にとって読んだBORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”がとてもおもしろかったので、似たようなタイトルと装丁の本を見つけたので読んでみた。 なぜ人は走るのか: ランニングの人類史 実は、邦題の「なぜ走るのか」という問いは、この本では問われていない。内容を一言で言うと原題の「Running: A GlobalHistory 」すなわち、日本語副題の「ランニングの人類史」ということになる。キレイなおねえさんが、美しい青空の下、美しいフォームで走っている写真を使った装丁に騙されて読み始めると、いきなりえらく古い神話時代の話から始まって、延々走ること(主に長距離)の歴史の話が続き面食らうことになる。ちなみに原著の表紙はこんな感じで、こちらのほうが内容に近い感じもする。 結局
(左より)父親役を演じたトム・ハンクスと母親役のサンドラ・ブロック(C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC[映画.com ニュース] 2月18日に公開され、週末興行ランキング初登場4位を記録、本年度アカデミー賞に作品賞・助演男優賞の2部門でノミネートされている「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」について、“男女によって感動の仕方が違う”という興味深い鑑賞傾向が分かった。 公開直前に都内で開催された映画.com独占試写会のアンケート結果を元に、男女それぞれの“感動の仕方”を分析したのは、東洋大学社会学部社会心理学科の戸梶亜紀彦教授。観客が“登場人物の誰に感情移入したのか?”の回答を基に考察されたレポートは、「男女ともに主人公である少年に対して感情移入している者が一定の割合でいるものの、男性はトム・ハンクス演じる父親に、女性はサンドラ・ブロックの母
あの ダルドリー監督ということで、期待して観に行きました。 海外ベストセラー原作の佳作に出会うと、映像による「翻訳」は、言語による「翻訳」以上に、オリジナルをより自由に・豊かに描きうるのだなあと感じます。例えば、同監督の「愛を読むひと」がそうでした。原作未読ですが「めぐり会う時間たち」も、時空を融通無碍に越え、豊かな物語を紡いでいたと思います。 本作は原作(の訳書)を読んでから臨みました。三層の物語が絡み合い、読むのは少々大変でした。個人的には(認識不足もあって)911よりドレスデンのパートが印象的深かったです。「ドレスデン運命の日」を観返したくなりました。 さて、映画。こちらは911にあくまで焦点を置き、語るべき物語をくっきりと打ち出していたと思います。その分、祖父の物語であるドレスデンともう一つの物語は、背景としてぐっと後退していました。やや盛り込みすぎの感がある原作から枝葉を適度に刈
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く