連合が開設し、正社員や非正規労働者の労働条件をチェックできる携帯電話サイト「ワークルールチェッカー」で、回答者の約8割が残業代の未払いなど何らかの法令違反に遭っている可能性のあることが、連合の調べで分かった。 「ひとまず安心」の診断は21%。これに対し「重大な法律違反があるかも」が51.8%に達し、「かなり問題あり」が20.5%、「やや問題あり」が6.9%。さらに派遣社員だけでみると「ひとまず安心」は14.2%にとどまった。 項目別(複数回答可)では「有給休暇がもらえない」が49.0%、「残業代が未払い」が36.5%、「労働条件を書面でもらっていない」が33.7%だった。