今まで「HTTP-over-QUIC」と呼ばれていたプロトコルが、「HTTP/3」に改称されるようだ。インターネット関連技術の標準化を行なっているInternet Engineering Task Force(IETF)ですでに議論が行われており、正式な承認が出たという(MozillaのエンジニアDaniel Stenberg氏のブログ、ZDNet Japan、マイナビニュース、Publickey)。 QUICはGoogleが開発しているネットワークプロトコルで、低レイテンシ、ネットワーク帯域の効率的な利用、暗号化サポートなどが特徴とされている(過去記事)。HTTP-over-QUICはQUICプロトコル上でHTTPを使ってWebブラウザとWebサーバー間の通信を行うもの。すでにChromeブラウザにはQUICが実装されており、Googleのサービスなどで使われている。