文庫本の値上げが止まらない。手に取りやすい価格設定で親しまれてきたが、足元の平均単価は700円を超え、1000円以上も珍しくなくなった。単行本との価格差が詰まる背景には、かつて「文庫落ち」といわれ単行本の廉価版的な扱いだった文庫本の立ち位置の変容がある。「最近は値付けの会議で『1000円の壁』という言葉を使わなくなった」。海外文学に強みを持つ早川書房(東京・千代田)の千田宏之取締役は話す。以前
東京都知事選(7月7日投開票)の選挙ポスターを巡り、候補者と別の写真を使ったり同一のものを多数張ったりする事態が起きている。公職選挙法にはポスターの記載内容を直接制限する規定がない。選挙後に法改正や規制が議論される可能性がある。「カワイイ私の政見放送を見てね」。東京都中野区の区役所近くの掲示板に24枚のピンク色のポスターがコの字状に張られていた。同じようなデザインで、有料サイトに誘導するQRコ
先日、取材の合間のランチに駅の中のそば屋に入った。天ぷらそばでは値が張るが、かけそばやわかめそばでは物足りず「たぬきそば」を注文した。つゆをたっぷり吸った天かすが麺に絡みつき、ちょうどよい満足感がある。ここでふと疑問がわいてきた。たぬきそばは、かけそばに天かすを入れただけ。それなのになぜ、かけそばよりもおいしいのか?■「かけ」より「たぬき」がうまいワケその答えは、油の持つ力にある。大手製油会社
厚生労働省が4日公表した国民生活基礎調査によると、子育て世帯の平均所得は2021年に785万円で、全世帯の平均所得(545.7万円)の1.4倍だった。収入が子供を持つかどうかの選択に影響する様子がうかがえる。65歳以上の高齢者世帯では318.3万円だった。高収入の家庭ほど子供を育てやすい、収入が少ないと子供を持ちにくいといった実態が浮き彫りになった。少子化は進んでおり、18歳未満の子供がいる世
公明党は9日投開票の統一地方選前半戦で落選者を出し、目標とした公認候補の全員当選を果たせなかった。支持母体・創価学会の会員高齢化に伴う組織力の低下が影響したとみられ、党勢の維持に課題を残した。愛知県議選の春日井市選挙区(定数4)で、4期目を目指した現職が落選した。大阪市議選の都島区選挙区(定数3)でも新人が落選した。41道府県議選と17政令市議選全体では、いずれも前
USEN-NEXT HOLDINGS(HD)の宇野康秀社長は、子会社で動画配信大手U-NEXTの会員数を現在の約3倍の1000万人に引き上げる意欲を示した。民放などが展開しているParavi(パラビ)との統合で、独占配信の番組や手薄だった国内ドラマを増やす。動画配信市場では米ネットフリックスや米アマゾン・ドット・コムなど資金力のある海外大手との競争が激しい。コンテンツを強化し会員獲得を目指す。
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