以前、「防衛省昇格に対する中共の反応」で防衛省昇格法案が衆議院を通過した際に報じられた記事を紹介しましたが、今回は同法案が参議院を通過し成立したことを受けて新華社が報じた記事を紹介してみます。 まず、15日の新華社の記事。 「えっ!、憲法に戦力と戦争の放棄が明記されていたのかよー。そんな国に”軍国主義だ!”、”侵略国家だ!”とかワーワーやっていたのかよ・・」と中国人民が2人ぐらい悪態をついていそうな記事。 新華網12月15日電(記者・呉谷豊)日本の国会参議院で15日、”防衛庁”を”防衛省”と昇格する法案が通過した。防衛庁は来年の1月に防衛省と改称する。防衛庁を防衛省と変えるのは、表札の文字を一文字を変えるだけのようだが、実際は暗に自衛隊の性質の奥深い道理を変えることで、自衛隊の”海外活動”は防衛庁の時は”付加的任務”であったものが”本来任務”と変わるのだ。 防衛庁は、1954年の成立以来一