前回、月刊誌「テーミス」の記事を引用してイラクに派遣された自衛隊報道について書いたが、今日はその“第2弾”として、「共同通信『平壌支局』は金正日延命装置だ」と題する同誌の記事について触れておきたい。というのは、今朝の産経新聞6面下に、小さく「共同通信社長が平壌入り」と報道されていて、何でこの時期に?と不思議に思ったのだが、そういえば「テーミス」の記事と通じている、と感じたからである。 まず産経の記事(朝鮮通信=時事)だが「朝鮮中央通信によると、石川聡社長を団長とする共同通信社代表団が7日、北朝鮮訪問のため平壌に到着した。空港で朝鮮対外文化連絡協会の洪善玉副委員長、朝鮮中央通信社の金昌光副社長が出迎えた」と短く事実だけを伝えたもので、代表団の人数など詳細は不明である。しかし、何故今?という疑問は払拭できない。日経新聞社長も中国を訪問して「トップ会談」をしていたらしいが、帰国後「社長単独会見」