今回の内閣改造で、これまで外務大臣を務めていた麻生太郎氏が自民党幹事長となり、町村信孝氏が新外相に就任した。外相経験者が与党のナンバーツーになり、総裁派閥の長が外相になるというのは、国内政治における有力プレーヤーが外交に従事するということでもあり、日本の国益を保全し、増進する上でも歓迎すべき人事だ。 7月の参議院選挙における自民党の大敗、防衛事務次官人事をめぐる防衛大臣と防衛事務次官の対立、政治とカネの関係をめぐる農水大臣や外務大臣政務官の辞任などで安倍政権は逆風に立たされている。筆者はあまのじゃくなので、こういう時期であるからこそ安倍政権に対してエールを送ることにする。小泉前政権の5年間と比較して、安倍政権下で日本の外交が安定を取り戻したことは間違いない。特に「そろそろ地獄の釜のふたが開くのではないか」とみられていた日中関係の悪化を総理主導外交で食い止めたことは見事である。 外務
全国を応援に回っていた2人の「外相」が、選挙戦終盤に相次いで地元の北海道に入った。 自民党の町村信孝外相と、民主党の鳩山由紀夫「次の内閣」外相。 7日夕、台風14号の風雨に襲われた恵庭市。選挙カーの上に立った町村氏は「郵政民営化は改革の突破口。さらに行政改革、年金改革、医療改革も……」と訴えた。パンフレットでうたう「凜(りん)として志の高い外交」の中身には触れなかった。 8日夕、伊達市での個人演説会でマイクを握った鳩山氏。「小泉さんは総理になって4年間、何一つ改革をしてこなかった」と小泉首相への批判を前面に打ち出した。3日前、横浜市での遊説で「アジアの国々と仲良くできないで、日本は尊敬される国になれるのか」と述べた外交論には、ここでは触れなかった。 小泉首相の「郵政民営化」一点張りの選挙戦術にあおられ、他の争点はくすぶりがちだが、とりわけ犠牲になったのが外交だ。政権を争う自民、民主両党トッ
27日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸して始まった。上げ幅は一時、700円を超え、節目である2万円台を回復した。取引時間中に2万円台に乗せるのは12月21日以来、3営業日ぶり。26日の米ダウ…続き[NEW] 日本株、売りの波止めた「1と10」 NY株1000ドル高 上げ幅過去最大に
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