小沢一郎代表は24日、党本部で開かれた定例記者会見に臨み、記者団からの質問に答える形で会見した。 衆議院補欠選挙結果を受けて、どんな課題があると考えるかとの問いには、勝利を得られなかったことは残念だとしたうえで、その原因については、一言でいえば、まだ民主党にそれだけの自力がついていないということだろうと分析。「言い換えれば、有権者の皆様に深く、まだ浸透するに至っていない。党としても、候補者自身の日常活動を通じてという意味でもそうだ」と述べ、自らを含め、この選挙をいい教訓として次に向けてみんなで頑張っていきたいとした。 あわせて、選挙戦を通じて将来に希望を持って感じたこととして、党内が選挙戦に一致団結して努力するという雰囲気と体制ができつつあることは大変いいことだと思うと指摘。いずれにしても投票率やその他の理由に左右されることなく、国民の信頼をきちんと得て勝ち上がる政党と候補者になるよう