米国のビデオ関連機器メーカーであるADS Techは11月20日、コンパクトなUSBメモリ型のH.264ハードウェアコンバーター「Instant Video To-Go」を発表した。最高でリアルタイムより5倍高速な変換が可能としている。 iPodビデオやPSPで使われているH.264ビデオコーデックは、高い圧縮率と高品質が評価されているが、ソフトウェアによるエンコードには長時間を要するのが弱点とされている。 「Instant Video To-Go」はUSB 2.0ポートにプラグインし、専用の変換ソフトウェアを使うことで2Gバイト分、100分のMPEG-2またはVOB形式ビデオを320×240ピクセルの高品質H.264ビデオに約20分で変換することが可能という。同社によれば、従来のソフトウェアエンコーディングでは5時間を要していた。ADS Techの調査によれば、ソフトウェアエンコーディン
中部電力は11月7日、永久磁石を回転させることで冷却する「室温磁気冷凍システム」で世界最高性能を達成したと発表した。フロンや代替ガスを使わない上、効率が高く省電力化につながるのが特徴で、エアコンや冷蔵庫などへの早期実用化を目指す。 同技術では、ある種の磁性体に磁界をかけると発熱し、磁界を取り去ると温度が下がる「磁気熱量効果」を利用する。冷やす能力を高めるには、大きな磁界変化を与えることや、熱交換効率の向上などが必要になる。 中電が開発したのは、永久磁石を回転させることで磁界の変化を磁性体に与え、冷却するシステム。磁石をV字型に配置することで磁界の反発力を高め、磁界変化を大きくできたほか、熱交換器の構造を最適化するなどして効率を高めた。 新システムの冷凍能力は540ワット。2003年度に達成した60ワットから大幅に向上した。モーター動力の低減で省エネ化も図っているという。 今後、高い磁気熱量
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