千葉県銚子市のローカル鉄道・銚子電鉄(銚電)は30日の株主総会で、2023年3月期決算が純利益1196万円で2期連続の黒字だったと明らかにした。同社は7月5日で開業100年。広島電鉄などと同月上旬に記念行事を展開する。 純利益は、6期ぶりに赤字決算から脱却した前期の21万円と比べて約56倍となった。輸送人員は、新型コロナウイルスが感染拡大し始めた19年度と同水準の約36万人に回復。ぬれ煎餅の販売を柱とした副業部門の売上高も過去最高の5億3418万円となったことが寄与し、1億2千万円を超える鉄道事業の大幅赤字などのマイナス要因を補った。 株主総会のヘッドマーク=30日、千葉県銚子市貸し切り運行の電車内で開かれた株主総会を終え、竹本勝紀社長は「地元や全国の皆さまのおかげ。『お菓子ばかり売ってる、おかしな会社』と言われるが、鉄道存続のために鉄道以外の事業に注力した結果」と、得意の駄じゃれを交えて
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