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ブックマーク / honkawa2.sakura.ne.jp (3)

  • 図録▽江戸時代の身分別人口

    江戸時代の身分別人口の構成を知るため、明治維新直後に版籍奉還を機にして諸改革の参考資料を得るため維新政府が各藩に命じた調査にもとづくデータを図に掲げた。 全国では、士農工商の士、すなわち華士族・卒を含めた支配階級が6.4%、神官と僧が1.2%、農工商の平民が90.6%、エタ・非人が1.7%となっている(明治に入って将軍・大名及び公卿は華族に、これらの家臣だった武士、宮侍等は士族もしくは卒に編入された-卒はのちに士族か平民の何れかに再編された-)。 平民のうち農工商の割合は以下の明治6年の15歳以降有業者の割合から推測することができる(資料は上図と同じ、以下同様)。農が8割、商工が1割(商工は2対1)、合わせて平民が9割という勘定である。 (明治6年15歳以降有業者割合) 農 79.2% 工 3.5% 商 6.6% 雑 9.1% 雇人 1.6% 地域別の割合を見ると東北や四国、九州で士族の割

    a96neko
    a96neko 2018/01/22
  • 図録▽初詣客の多い神社仏閣ベスト10の変遷

    初詣客の多い神社仏閣ベスト10の変遷を図示した。 この図録の原資料である堀井憲一郎(2006)「若者殺しの時代」(講談社現代新書)によれば、日中のイメージと欲望を実現する都市としての東京の突出が1980年代にはじまり、1990年代に固まった、とされる。新幹線ひかり・のぞみの新横浜停車数の拡大(図録6860参照)とともに、初詣における明治神宮の首位躍進が東京の膨張をあらわす事例として取り上げられているのである。 堀井氏の言い分を聞こう。「明治神宮は、歴史が新しい。明治天皇が祀られている。1920年大正9年の創建だ。しかも1945年の空襲で焼け、1958年に再建された。弘法大師ゆかりの川崎大師や、鎌倉時代からの伝説とともにある鶴岡八幡宮と比べると圧倒的に歴史が浅い。」1970年代までは、これらの歴史ある神社への初詣が多く、「初詣には神社の古さが重視されていたのだ。1980年代に入り、そうい

    a96neko
    a96neko 2012/01/02
    鶴岡八幡宮の順位の変動が激しい
  • 図録▽日本人の引っ越し年齢(年齢別都道府県間移動者数)

    何歳の時、転居、引っ越しをする人が多いのであろうか。図には、総務省統計局の住民基台帳人口移動報告から1年間の「各歳別都道府県間移動者数」を棒グラフにした。移動の性格を知るため、移動者のうち男性の比率を算出し折れ線グラフで同時に示した。 都道府県を越えた移動者数が最も多いのは、22歳であり、17万7千人に達している。この年齢で、大学を卒業し、就職する者が多く、それに伴う転居もまた多いためと考えられる。 18歳や60歳も前後の年齢に比較して移動者数が多くなっている。18歳は高卒後の就職や大学入学に伴う移動だと考えられる。また60歳は、定年後の移動や単身赴任からの復帰の移動と考えられる。60歳の移動の男性比率が66.6%と前後の年齢と比べて高いのもこうした事情を反映している。 2019年には、2010年当時にはなかった65歳のやはり男性比率の上昇を伴ったピークも生じている。定年制の延長がそうし

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