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図録▽日本人の引っ越し年齢(年齢別都道府県間移動者数)
何歳の時、転居、引っ越しをする人が多いのであろうか。図には、総務省統計局の住民基本台帳人口移動報... 何歳の時、転居、引っ越しをする人が多いのであろうか。図には、総務省統計局の住民基本台帳人口移動報告から1年間の「各歳別都道府県間移動者数」を棒グラフにした。移動の性格を知るため、移動者のうち男性の比率を算出し折れ線グラフで同時に示した。 都道府県を越えた移動者数が最も多いのは、22歳であり、17万7千人に達している。この年齢で、大学を卒業し、就職する者が多く、それに伴う転居もまた多いためと考えられる。 18歳や60歳も前後の年齢に比較して移動者数が多くなっている。18歳は高卒後の就職や大学入学に伴う移動だと考えられる。また60歳は、定年後の移動や単身赴任からの復帰の移動と考えられる。60歳の移動の男性比率が66.6%と前後の年齢と比べて高いのもこうした事情を反映している。 2019年には、2010年当時にはなかった65歳のやはり男性比率の上昇を伴ったピークも生じている。定年制の延長がそうし
2014/05/07 リンク