IPAは、国家試験「ITパスポート試験」(iパス)システムに採用しているWebアプリケーションフレームワーク「Apache Struts 1」に脆弱性が見つかったため、4月29、30日に予定していた試験を中止した。 ITパスポート試験は、情報技術に関する基礎的な知識を問う試験で、全国の試験会場で随時実施している。IPAによると、29日の受験予定者は200人、30日は47人。受験者には28日夜までにメールで中止を案内した。 脆弱性対策は30日の午後4時に終了予定。5月1日からは、通常通り試験を再開する。 関連記事 Struts 2の脆弱性は最新版でも未修正、Struts 1にも同様の脆弱性が存在 脆弱性を修正したはずのWebアプリケーションフレームワーク「Apache Struts 2」の最新版、バージョン2.3.16.1に、いまだに脆弱性が残っている。さらに、既にサポートの終了している「S