木上益治さんの絵本をアニメ化した制作スタジオ、エクラアニマルの作画監督・本多敏行さんにさまざまなエピソードをお聞きした 〈後編はこちら〉 幻の絵本が30数年の時を経てアニメ化 2019年に起きた京都アニメーション放火事件で惜しくも帰らぬ人となったアニメーターの木上益治さん。1979年にシンエイ動画で活動をスタートし、その後あにまる屋に所属しながら『ドラえもん』の映画シリーズをはじめ、『AKIRA』『火垂るの墓』といった名作アニメに参加。 1990年代以降は京都アニメーションの諸作品で腕を振るい、2000年代からの快進撃を支える。同社の取締役になった後も第一線で活躍するかたわら、若手の育成にも努めた。 そんな木上さんが唯一描いた絵本『小さなジャムとゴブリンのオップ』が数十年の時を経てアニメ化する。制作はかつての仲間、本多敏行さんが所属するアニメスタジオ・エクラアニマル。 今回は本多さんにアニ
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