欧州議会のサーヤー・ヨージェフ議員(2019年4月5日撮影)。(c)PETER KOHALMI / AFP 【12月3日 AFP】ハンガリーのオルバン・ビクトル(Orban Viktor)首相は2日、「ゲイの乱交パーティー」に参加したとされる盟友の欧州議会(European Parliament)議員を非難したが、両氏が所属する保守系の与党フィデス・ハンガリー市民連盟(Fidesz)に対しては、言行相反だとの批判の声が上がっている。 オルバン氏は、パーティー参加後に辞職を表明したサーヤー・ヨージェフ(Szajer Jozsef)議員(59)の行動について「容認できず、擁護できない」と評した上で、「われらが党の価値観にふさわしくない」と述べた。 反LGBT(性的少数者)的な措置を提唱してきたサーヤー氏は1日、ベルギーで「秘密のパーティー」に参加したと認めた上で、新型コロナウイルス対策に違反し