来日した米ハーバード大教授のマーク・ラムザイヤー氏(大森貴弘撮影)戦前、朝鮮半島の慰安婦が日本軍に強制連行され、性奴隷にされていたという主張は、吉田清治といういわくつきの人物の全くの捏造に朝日新聞が乗せられ、日本でも一時は広く信じられるようになった。しかし、間もなくその矛盾だらけの嘘はばれ、不覚にもお先棒を担いでしまった朝日新聞も2014年に吉田「証言」に基づく記事をすべて撤回することになった。日本では今や慰安婦強制連行説、「慰安婦=性奴隷」説が作り話であることは公知の事実である。 ところが、困ったことに、欧米の日本研究者の間では、いまだに「慰安婦=性奴隷」説が批判の許されない「コンセンサス」であり、欧米のメディアもそれを鵜呑みにする状態が続いている。 青山学院大教授の福井義高氏数年前、ハーバード大学教授で、米会社法の大家であるマーク・ラムザイヤー氏が、この偽りのコンセンサスに一石を投じた