若者世代の平均年収は、依然として低いままだというデータがあります。 国税庁が調査した「民間給与実態統計調査」によると、平成21年を境に平均年収が上昇に転じているのですが、それでもまだ平成10年頃までの水準まで回復していません。 男女別に見てみると、男性は回復傾向にあるものの、女性は年々下がり続けているのがわかると思います。 年度 20代前半平均年収(男性) 20代前半平均年収(女性) 平成10年 299万円 254万円 平成14年 275万円 244万円 平成16年 265万円 234万円 平成21年 256万円 230万円 平成25年 265万円 226万円 国税庁「民間給与実態統計調査」より これはあくまでも平均値データであるため、企業規模によって、あるいは就労形態によって大きく差が生じます。 しかし、多くの若者が年収250万円前後の給与で働いているのは事実です。 また、年功序列終身雇