忘れられない名前というものは有りますもので、頭の隅にこびりついているものですから、つい節操無く使ってまいります。 釣りに行きます。人間様の食料に魚の食い分、釣れましたら自分の食い分におすそ分けの食い分と、随分な宛がい扶持を段取りせねば成らぬ事です。 秋の時節、いよいよ釣りにとってはよい季節と成りまして、釣り師だけでなく取り巻く人たちも浮き足立ってまいります。釣ってよし食べてよしですからいきおい人間のほうの活性が上がってまいるところで御座います。 さて魚に食わせる「餌」と称するもの自分で賄ってもよろしいのですが、随分と手間隙を要するものでして、安定的に量が必要なものですからいきおい釣具屋さんで購入すると言う事に成って参ります。 年金組みなど自分で川や池、海辺などを徘徊して餌のエビや蟹など獲ってまいります。時間がありませんとこうは行きませんから、やはり釣具屋さんです。 この餌集め、これが面白い